2018年、法律や制度の変更など、生活に影響がありそうな「変化」が待ち受けています。どのようなものが変わるのでしょうか。10のトピックを紹介します。
 

まずは、制度変更からご紹介します。生活に関わりそうな変化は以下の7つです。
 

1.配偶者控除が変わる!(2018年1月~)

2018年1月より配偶者控除に所得制限ができ、配偶者の所得が少なくても夫などの大黒柱の収入が年収1220万円以上の場合、配偶者控除を受けられなくなりました。配偶者特別控除にも変更点があり、パート収入を得ている方などはしっかりと理解しておきたい制度変更です。

参考記事:2018年1月から配偶者控除がどう変わる?
 

2.つみたてNISAが始まる(2018年1月~)

2018年1月から始まる「つみたてNISA」とは新しい投資方法で、定期預金を積立するように、投資商品を毎月、一定額、自動的に購入するしくみ。この制度を使って投資すると利益にかかる税金が非課税になります。投資できるのは20年間で、1年あたり40万円まで投資が可能。初めて投資する人のために工夫された制度だといい、これを機に検討してみるのも良いかもしれません。

参考記事:

投資デビューはつみたてNISAに限る理由

積立NISAとは?既存のNISAとどう違う?
 

3.休眠預金活用法が施行(2018年1月~)

休眠預金等活用法が2018年1月、施行されます。この制度は2009年1月1日以降の取引から10年以上、取引のない預金等(休眠預金等)を、民間公益活動に活用する制度。金融庁などによると今後個別通知などが行われ、2019年1月に休眠預金が発生、実際に活用が開始されるのは2019年秋頃になる見通しです。長い間、取引のない預金口座などがないか、今から確認を始めましょう。

参考記事:

「休眠預金活用法」が可決、成立 休眠口座を作らないためには

長い間、お取引のない預金等はありませんか?(金融庁)
 

4.銀行でマイナンバーが求められる(2018年1月~)

2016年1月から始まったマイナンバー制度ですが、2018年1月から預貯金口座へのマイナンバーの付番が始まるため、預金者は銀行からマイナンバーの提示を求められることになります。ただし、銀行等へのマイナンバーの提供は義務ではなく、あくまで任意のものになるようです。

参考記事:

マイナンバー制度、銀行口座はいつから?

マイナンバー 今後のスケジュール等(内閣府)
 

5.無期転換ルールが本格発生(2018年4月~)

2013年4月、労働契約法が改正され、「無期転換ルール」が導入されました。このルールは、「有期」労働契約が5年を超えて繰り返し更新された場合に、労働者の申込みによって「無期」労働契約に転換するというもの。つまり、「無期転換」が本格的な発生するのは2018年4月1日からになります。労働者も、雇い主も、改めてルールを確認しておくことが必要です。

参考記事:

無期契約社員とは?そのメリット・デメリット

60歳以上必見!無期転換ルールの特例とは
 

6.民泊がいよいよ解禁へ(2018年6月~)

「住宅宿泊事業法」が2018年6月に施行され、一般の住宅地でも条件付きで民泊が解禁されます。旅行者にとっての「宿選び」に変化があるかもしれませんが、それ以上に注意したいのが「貸す側」としての立場。民泊事業に乗り出す人はもちろん、民泊事業に関わらないという人であってもマンション住民、地域住民として民泊にどう対処するべきか事前に考えておく必要性がありそうです。

参考記事:2018年、民泊解禁へ…事業をしない人も要注意?
 

7.高額療養費制度の改定(2018年8月~)

2017年1月に70歳以上の人の高額療養費制度が改定され、2017年8月と2018年8月の2段階で施行されます。この改定により所得の多い人は負担を増やし、少ない人は負担を軽減されるかたちになっているということで、対象となる方は確認をしておいた方が良さそうです。

参考記事:70歳以上の高額療養費制度が改正
 

そのほかに、2018年に起こる話題や出来事をまとめました。
 

8.元号が発表される(2018年半ば?)

政府は12月8日、天皇陛下の退位日を2019年4月30日と定める政令を決定しました。翌2019年5月1日に皇太子さまが即位し、改元されます。新元号が気になるところですが、こちらは2018年半ばに公表される方針だといいます。

参考記事:

天皇陛下が「生前退位」の意向 皇室典範の改正が必要? 年号は?

天皇陛下退位日を閣議決定 政府、19年4月30日に(共同通信社)
 

9.4Kテレビの放送が始まる(2018年12月~)

在京民放キー局の子会社やNHKなどは12月1日から高精細な4K、8Kの衛星放送を始めます(8KはNHKが放送)。4Kを楽しむためには4Kテレビ・4K対応テレビ・8K対応テレビのほかに、対応チューナーやアンテナが必要になります。
 

参考記事:

「4Kテレビで4K放送は見られない」って本当?

新4K8K衛星放送に関する周知・広報強化活動の開始(総務省)
 

10.働き方改革に動きはあるか

2017年に引き続き、2018年も「働き方改革」の状況には注目が必要そうです。「副業規定」については厚労省や経団連で意見が分かれている報道もありますが、解禁に取り組む企業が増えている傾向にあります。なお、「働き方改革」関連法案は2018年に提出される見込みです。

参考記事:副業・複業の本格化―禁止から解禁へ
 

ここまで紹介してきた話題以外にも、注目トピックが多数予定されています!
 

値上げに、駆け込み需要も…

2019年に消費増税が予定されており、駆け込み需要が始まると言われています。特に注文住宅やリフォームなどでは税率が適用されるタイミングが異なるので注意が必要かもしれません。

参考記事:2018年 住宅建築・購入で注目すべき5つのキーワード
 

また、2018年にはすでに値上げが決まっているものも。1月にはUSJ(ユニバーサルスタジオジャパン)、3月にはハウステンボスで入場料が値上げ。同じく3月、日本郵便がゆうパックの基本運賃を、森永乳業がアイス4品で値上げします。さらに4月にはビールメーカー4社が業務用ビールを値上げすることを発表しており、注意が必要そうです。
 

新商業施設やテーマパークもオープン予定!

東京はオープンラッシュ。3月には日比谷に『東京ミッドタウン日比谷』がオープン予定。9月には日本橋にショッピングセンター『日本橋高島屋S.C.』が誕生し、同じく秋には東急東横線渋谷駅と線路の跡地に『渋谷ストリーム』が開業予定です。

参考記事:2018年注目の新施設は?東京7大新スポット
 

2018年秋には埼玉県飯能市にテーマパーク『メッツァ』がオープンします。秋に誕生するのは北欧のライフスタイルを体験できる「メッツァビレッジ」のゾーンで、2019年春には日本初のムーミンの物語を主題としたテーマパーク「ムーミンバレーパーク」のゾーンの開業が控えています。夏には愛知県の中部国際空港に、新たな複合商業施設『FLIGHT OF DREAMS』もオープン予定。この施設、アメリカの航空機メーカー、ボーイングから寄贈されたボーイング787初号機が施設内に展示される予定で、飛行機好きは必見のスポットとして話題になりそうです。
 

そのほかにも、小田急ロマンスカースーパーあずさで新型車両が登場したり、西武線では「拝島ライナー」の運行が、さらに京王線で座席指定列車が始まるなど鉄道ニュースにも注目です。
 

スポーツイベントが目白押しの1年!

なんといっても注目は2月9日から25日に韓国で開催される平昌冬季五輪。フィギュアスケートやスキージャンプ、スピードスケート、カーリングなどでもメダル獲得が期待されています。
 

小林悠(左)と中村航輔(写真:JFA/アフロ)

6月にはロシアW杯も始まります。日本はコロンビア、セネガル、ポーランドと対戦することになっていますが、どこも格上の相手。ハリルホジッチ監督がどのような戦略で戦っていくのか、またどのような選手が台頭していくのか注目されます。
 

夏の風物詩、全国高等学校野球選手権大会(夏の甲子園、夏の高校野球、夏の選手権)は記念すべき100回記念大会。本大会では最多の56校が出場予定で、熱い戦いから目が離せません。
 

大谷翔平投手の大リーグ挑戦に加え、東京五輪に向けた戦いや2019年に日本で開催されるラグビーW杯の準備も加速すると見られます。


参考記事:

「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」とは

サッカー東京五輪の監督に森保一氏が就任!どんなチームを目指す?
 

◆番外編

そのほか、話題になりそうなこととしては、安室奈美恵さんの引退が2018年9月16日に予定されています。2017年末の紅白歌合戦登場後、引退までの活動に注目したいところです。また、スペースXが12月、民間企業として初めて月旅行ロケットを打ち上げる予定で、今後の展開に期待です。