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天皇陛下が「生前退位」の意向を示したという=2016年6月25日(写真:ロイター/アフロ)

NHKは13日夜、「天皇陛下が天皇の位を生前に皇太子に譲る『生前退位』の意向を宮内庁関係者に示された」と報じた。天皇陛下は、82歳と高齢となった今も、憲法に規定された国事行為をはじめ数多くの公務を続けられているが、数年内の譲位を望まれており、天皇陛下自身が広く内外にお気持ちを表わす方向で調整が進められているという。

NHKによると昭和天皇まで124代の天皇のうち、半数近くが生前に皇位を譲っているが、明治時代以降、天皇の譲位はなくされ、江戸時代後期の光格天皇を最後におよそ200年間、譲位は行われていないという。

皇室制度を定めた「皇室典範」には、皇位継承摂政についての規定はあるが、天皇の退位に関する規定はない。今後、皇室典範の改正を行うことが必要になるとみられるが、その手続きについても注目が集まるとみられる。

なお、天皇譲位後の尊称は歴史では太上天皇(だいじょうてんのう)といい、上皇と略される。皇后は皇太后と称されてきた。

また元号法によれば、皇位の継承があった場合は、元号・年号が平成から変わるとみられる。

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