ヒナタカの雑食系映画論 第242回

『超かぐや姫!』4DXが最高すぎる! リピーターにこそすすめたい“復活上映”と特別フォーマットの魅力

『超かぐや姫!』の4DXの素晴らしさを5つのポイントから解説しましょう!今回の“復活上映”における「特別フォーマット」も併せて紹介します。(写真は筆者撮影)

3:劇場全体を吹く風でVR空間「ツクヨミ」の広がりも!

劇中の舞台の1つであるVR空間の「ツクヨミ」に入り込んだ時に、4DXでは「ブワッ」と劇場内全体に風が吹く演出がされています。ツクヨミはさまざまな商店が並びプライベート用の家屋もあったりするため、その「広大さ」を感じられる風がとてもうれしく、実際に聞こえる「風の音」もプラスの効果になっていました
さらに、劇場全体を吹く風は、彩葉のアパートの「扇風機」や「エアコン」の風も演出しており、引っ越した直後のとある場面でも使われています。おかげで、劇中のキャラと同じ場所に「いる」感覚も得られるのです。

4:ライブシーンではフラッシュでより臨場感! そしてバブルにありがとう……

『超かぐや姫!』の大きな魅力は、やはり有名なボーカロイドの楽曲(新曲も!)が歌われるライブシーン。リズムに合わせて座席が振動するのもうれしいのですが、さらには劇場斜め上でピカっと光る「フラッシュ」で、ライブ会場にいる臨場感をマシマシにしてくれます。
その中でも、4DXで見て本当に良かった…! と感涙できたのは、「星降る海 – Aqu3ra / 月見ヤチヨ(cv.早見沙織) 」のライブシーンです。
何しろ、透明で光る魚たちが泳ぐことと併せて、劇場内でもバブル(シャボン玉)が舞うのです……! ため息が出そうな美しいライブシーンに、これまた「いる」感覚が味わえるでしょう。さらに、ここでは伏せておきますが、シャボン玉より細かい「雪」も、とってもすてきな使われ方をしていますよ。

さらに、フラッシュが使われているのはツクヨミでのライブシーンだけではありません。現実世界の「花火大会」のシーンでも、ピカっとまたたく光は、より花火の美しさ、あるいは儚さを感じられるのかもしれません。

5:超コンボもエアーで体感!そしてラストライブでは……

そんな素晴らしい4DXの演出の中で最も笑ってしまったのは、格闘ゲームのように「コンボ」をキメるシーン。コンボの「ヒット」にあわせて、顔のすぐそばを「プシュッ」とエアーが連続ですばやく吹き付けるのです。

そして……『超かぐや姫!』4DXの最大の感動は、「瞬間、シンフォニー。 – 40mP / かぐや(cv.夏吉ゆうこ)」のライブシーンなのかもしれません。
かぐやのラストライブという切ないシチュエーションながら、同時に前述した「KASSEN」のゲームシーンでも展開した4DXの演出が「全放出」、もちろんライブならではの4DXの演出もしっかり使われており、とてつもない高揚感があったのです。

もうこれ以上言うことはありません。今は『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』や『オデュッセイア』の4DXもあり上映回数はわずか、実際に満席が相次いでいますが、早めに予約して駆けつけることをおすすめします!
ヒナタカ
この記事の執筆者: ヒナタカ
映画 ガイド
All About 映画ガイド。雑食系映画ライターとして「ねとらぼ」「マグミクス」「NiEW(ニュー)」など複数のメディアで執筆中。作品の解説や考察、特定のジャンルのまとめ記事を担当。2022年「All About Red Ball Award」のNEWS部門を受賞。 ...続きを読む
>プロフィール詳細
最初から読む
 
Lineで送る Facebookでシェア
はてなブックマークに追加

連載バックナンバー

Pick up

注目の連載

  • ヒナタカの雑食系映画論

    『超かぐや姫!』4DXが最高すぎる! リピーターにこそすすめたい“復活上映”と特別フォーマットの魅力

  • どうする学校?どうなの保護者?

    20年間「駆け込み実績ゼロ」の学校も…「こども110番の家」は本当に必要? PTAが直面する理想と現実

  • 恵比寿始発「鉄道雑学ニュース」

    【要注意】東京駅で絶対にハマる「最遠ホーム」と「メトロ乗り換え」の絶望トラップ

  • 海外から眺めてみたら! 不思議大国ジャパン

    「移民」に冷たいのはどっちなのか? スイスの厳格過ぎる学歴選別と、日本の曖昧過ぎる外国人政策