【中学受験のリアル】小6秋の過去問、全部に手を出すと逆に危ない? 親が知るべき「優先順位」

中学受験の過去問、本命校・併願校・苦手克服、どこまで手を広げるべき?小6秋に見直したい優先順位のつけ方を、指導歴30年超の受験専門家が具体的に解説します。

過去問の目的は、現時点の学力を測ること&入試問題に慣れること

過去問は、現時点での学力と合格との間にどのくらいのギャップがあるかを見るためのものです。まずは現状の実力と志望校のレベルとの開きを冷静に把握することが大切です。そして、出題数や出題傾向をつかむという具体的な目的を持って取り組むことで、その学校の入試の特徴をつかみやすくなります。

合格ラインの6〜7割が取れれば十分

入試は、4科目の合計で受験者平均点あたりが取れれば合格に届くことが多く、6〜7割の点数で十分というケースがほとんどです。今の実力が40点なら、つぎは45点以上をめざすなど、少しずつ点数アップをめざしましょう。「あと少しで取れたよね」という惜しい問題から優先的に復習していくのが効率的です。

過去問の復習は暗記ではなく、プロセスの理解が重要

過去問の復習では、解答解説を読んで納得するだけでなく「なぜその答えになるのか」を自分で説明できるくらい理解できることが理想です。
 
具体的な復習方法は、科目や単元、その子の偏差値、通っている塾によって適したやり方が変わってきます。解説が丁寧なテキストを使う塾であれば、そのテキストに戻って類題を解くのが効果的です。一方、テキストの解説がそこまで詳しくない場合は、市販の参考書の方が分かりやすいこともあります。ただし、難関校を目指す場合は、市販の参考書だと難易度が足りないケースもあるため、その子の目標に合わせて選ぶ必要があります。
 
なお、算数や理科は間違えた単元の類題を探しやすい一方、国語は同じように類題を見つけるのが難しい科目です。科目に応じて、復習の進め方を柔らかく調整するとよいでしょう。
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小6秋でも「過去問より基礎」を優先? 親が見極めたい子どもの現在地
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