【家電の選び方まとめ】失敗しない選び方のポイントを家電別に解説

家電の選び方はさまざま。この記事では、失敗しない家電の選び方のポイントについて、家電ごとにご紹介します。

家電
家電の正しい選び方は?
いざ家電を買おうとすると、種類や方式、サイズなど選択肢が多く、どれを選べばよいのか迷ってしまうもの。

この記事では、各家電の選び方のポイントについて、家電のプロの解説とともにご紹介します。
 

<この記事のポイント>
■洗濯機:容量は「1人1日1.5キロ」が目安。4人家族なら8キロ以上。乾燥機能付きは「乾燥容量」で選ぶ
■冷蔵庫:容量・設置サイズに加えて「鮮度長持ち機能」をチェック。野菜室と冷凍室は使用頻度が高い方を真ん中に
■掃除機:吸引力の持続とランニングコスト重視なら「サイクロン式」、ゴミ捨てのラクさなら「紙パック式」
■炊飯器:おいしさ重視なら「IH」「圧力IH」、消費電力の低さ重視なら「マイコン」
■電子レンジ:温めムラが少ないのは「フラットテーブル式」。安さ・コンパクトさなら「ターンテーブル式」
■テレビ:4Kテレビの適切な視聴距離は「画面の高さの3倍」。6畳の部屋でもレイアウト次第で65インチまで設置できるケースも


<目次>
・洗濯機の選び方
・冷蔵庫の選び方
・掃除機の選び方
・炊飯器の選び方
・電子レンジの選び方
・テレビの選び方

※本記事で紹介している商品の購入やサービスの利用により、売上の一部がオールアバウトに還元されることがあります。

洗濯機の選び方

容量は「1日の洗濯物=1.5キロ/1人」を目安に

一般的に、1日の洗濯物の量は1人あたり約1.5キロと言われています(洋服と肌着、靴下、タオル2枚、パジャマ程度)。とはいえ1.5キロの洗濯機はないので、一人暮らしでももう少し大きいサイズを選ぶことになりますが、4~5キロぐらいあれば十分でしょう。4人家族なら1.5キロ×4人分=6キロが目安ですが、家族で共有するタオルなどもあるので、8キロ以上の容量がほしいところです。

また、人数だけでなくライフスタイルに応じた選び方もおすすめ。例えば、2人暮らしで3日に1回まとめ洗いをするなら10キロぐらいがいいでしょう。毛布やシーツなどの大物を洗いたい人にも、この程度の容量が便利です。

なお、乾燥機能付き洗濯機は「乾燥容量」に注意。洗濯脱水容量が11~12キロでも、乾燥容量は約半分の6キロまでという場合もあり、洗濯から乾燥まで自動で済ませるなら乾燥容量を基準に選ぶといいでしょう。
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「ドラム式」と「縦型」はライフスタイルで選ぶ

価格を重視するなら、シンプルな使い勝手で低価格な縦型がおすすめ。ただし縦型は、ドラム式と比べて使う水の量が多く水道代がかかり、こすり洗いのため衣類が傷みやすくデリケートな衣類には向きません。

「ドラム式」は洗濯槽が横向きで叩き洗いする仕組みで、乾燥機能を重視した構造。短時間で衣類を乾かせるため、洗濯物を干す場所や時間がない人におすすめです。一方、本体サイズが大きいため一人暮らしのアパートなどには設置できない場合があり、置きたい場合は事前に設置場所と搬入路のサイズを測っておきましょう。本体価格が高く、洗濯物の途中追加もできないモデルがある点もデメリットです。

なお、泥汚れが激しい洗濯物が多い場合は、多めの水でしっかり洗える縦型がおすすめ。少なめの水でたたき洗いをするドラム式では、落ちた汚れがほかの衣類に移る「汚れ移り」が生じる場合があるためです。

▼参考記事

冷蔵庫の選び方

進化している「鮮度長持ち機能」は要チェック

容量や設置サイズ、搬入経路は最低限チェックするポイントですが、ぜひチェックしてもらいたいのは、各メーカーが力を入れている「鮮度長持ち機能」。最近の冷蔵庫は、肉や魚、野菜が従来より長持ちするようになっているので、まとめ買いしやすかったり、食品ロスを減らせたりする効果が期待できます。各メーカーの主に上位モデルには、独自の鮮度長持ち機能が搭載されています。
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野菜室と冷凍室の位置は、使用頻度が高い方を真ん中に

各社が野菜室真ん中モデルをラインアップしている昨今。真ん中の引き出しは立ったまま使え、奥まで手が届きやすいので、野菜室を頻繁に開け閉めする人には野菜室真ん中モデルが便利です。ライフスタイルによって使いやすい位置が変わる場合は、2つの引き出しを「まんなか野菜」「まんなか冷凍」もしくは「どっちも冷凍」と切り替えできる、日立の「ぴったりセレクト」も便利でしょう。

IoTや冷蔵庫カメラは、あれば便利

最近は、スマートフォンで操作できるAIやIoT搭載モデル、冷蔵庫内の在庫がチェックできる冷蔵庫カメラ搭載モデルなど、先進機能が搭載されたモデルも増えています。あれば非常に便利ですが、冷蔵庫としての機能がアップするものではない場合が多いので、付加機能として検討するとよいでしょう。

▼参考記事

掃除機の選び方

「サイクロン式」と「紙パック式」は重視する点で選ぶ

吸引力の持続性とランニングコストを重視するならサイクロン式、ゴミの捨てやすさとメンテナンスのしやすさを重視するなら紙パック式がおすすめです。

サイクロン式は、吸い込んだ空気からサイクロン部で分離したゴミやホコリをダストケースに収集する仕組み。分離性能が高い製品なら、ダストケースにゴミがたくさん入っても吸引力が低下しにくく、紙パックが不要なためランニングコストもほとんどかかりません。一方で、ゴミを捨てる際にホコリが舞いやすく、ダストケースの中の汚れが目立ちやすくメンテナンスの手間がかかるのがデメリットです。

紙パック式は、吸い込んだゴミが紙パックの中に収集されるため、紙パックを取り外してゴミ箱に捨てるだけでゴミ捨てが完了し、ほとんどホコリが舞いません。ただし、ゴミがたまってくると空気の通り道が少なくなり吸引力が低下しやすく、紙パックの使い捨てによるランニングコストがかかります。人気の中心はサイクロン式で機種数も圧倒的に多いため、迷うのであればサイクロン式の方が選択肢が多くおすすめです。
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「スティック型」と「キャニスター型」は掃除スタイルで選ぶ

家中を徹底的に掃除したいのなら「キャニスター型」、より手軽に掃除したいのなら「スティック型」がおすすめです。基本的にはキャニスター型の方がパワフルな大型モーターを搭載しており、吸引力が高い傾向にあります。小さな子どもやペットなどがいて部屋の隅々までしっかり掃除したい人には、キャニスター型が向いています。ただしほとんどがコード付きのため、掃除する部屋ごとにコードを抜き差しする必要があり、毎日全ての部屋を掃除したい人にはあまり向いていません。

スティック型で最近人気なのはコードレススティック掃除機。コードを抜き差しせずにさまざまな部屋を掃除できるため、毎日のように掃除したい人におすすめです。ただしバッテリー容量に限りがあるため、広い家の場合は1回の充電で全ての部屋を掃除しきれない場合もあるので注意しましょう。

「高い掃除機」と「安い掃除機」の違いは基本性能と付属品

モーターのパワーやセンサー、バッテリーなどの基本性能に加えて、充電台の有無、アタッチメントの豊富さなどで価格に差が出ます。価格を左右するのは主に「重さ」「ヘッドの性能差とアタッチメントの豊富さ」「バッテリー駆動時間の長さ、充電台・予備バッテリーの有無」の3つ。軽量化にカーボンなどの高価な素材を使うと価格が高くなり、標準ノズルにモーター付きの回転ブラシを搭載したり、すき間ノズルやふとん用ノズルなどのアタッチメントが多かったりするモデルほど高くなります。バッテリー容量が多いモデルや、充電台・予備バッテリーが付属するモデルも高価格になりがちです。

なお、現在主流のコードレススティック掃除機では、「高い=高性能&ハイパワー」とは言い切れません。パワフルなモーターを搭載するとバッテリーも大型化して重くなり、取り回しがしにくくなるため、「パワフルで軽くて取り回しがしやすく、バッテリーのもちもいい」というベストバランスの製品はないのです。毎日掃除したいのか週1~2回でいいのか、フローリング中心なのかじゅうたんが多いのかなど、自分のニーズに合わせて選びましょう。

▼参考記事

炊飯器の選び方

おいしさ重視なら「IH」「圧力IH」がおすすめ

炊飯器の「マイコン」「IH」「圧力IH」は、加熱方式が異なります。低価格な炊飯器の多くはマイコン方式で、下部に取り付けられたヒーターで内釜を下から加熱する仕組みです。「IH」は磁力を発生させるコイルを使って内釜自体を発熱させる仕組みで、底から加熱するだけのマイコン式と比べて高火力でご飯を炊くことができます。「圧力IH」は、「IH」による高火力に加えて内釜を密閉し、沸騰時の温度を100℃以上に高められる仕組み。より甘く粘りのあるご飯を炊くことができます。

このため、ご飯のおいしさを重視するなら「IH」か「圧力IH」がおすすめ。一方、「マイコン」にも消費電力が低いというメリットがあります。「IH」「圧力IH」の多くは炊飯時の消費電力が1000W以上ですが、「マイコン」は700W前後が主流。電気の契約アンペアが低い場合や、車中泊でごはんを炊きたいといった場合には「マイコン」がおすすめです。現在の炊飯器の主流は甘みがあってもっちりしたごはんが炊ける「圧力IH」ですが、粒感が強いあっさりとしたごはんが好きなら「IH」方式がおすすめです。
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サイズは炊飯頻度で選ぶ

どのくらいの頻度で炊飯するのかによって最適なサイズが変わります。一人暮らしで毎食、もしくは毎日炊き立てのご飯を食べたいのであれば、3合炊きで十分でしょう。一方、「毎回炊飯するのは面倒なので多めに炊いて冷蔵もしくは冷凍保存したい」という人は、5.5合炊きくらいのサイズがおすすめです。なお、たまにしかご飯を炊かないという人には、電子レンジでご飯を炊ける「電子レンジ専用炊飯器」や、炊飯機能を搭載する電気圧力鍋という選択肢もあります。

▼参考記事

電子レンジの選び方

ムラなく温めたいなら「フラットテーブル式」

電子レンジには「ターンテーブル式」と「フラットテーブル式」があり、基本的にはムラなく温められる「フラットテーブル式」がおすすめです。ターンテーブル式は温める食材が小さければきちんと回りますが、大きなコンビニ弁当などの場合、角が庫内の壁に当たって回転せず、温めムラの原因になることも。フラットテーブル式は庫内底面のアンテナが回転するため、食品が引っかかる心配がなく、温めムラが発生しにくいのです。

一方でターンテーブル式のメリットは、電子レンジ本体が安く購入できること。一人暮らしなどで安くてコンパクトなレンジを選ぶ場合はターンテーブル式が選択肢になりますが、使い勝手の良さや温めムラ対策を考えるなら、フラットテーブル式がおすすめです。
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▼参考記事

テレビの選び方

4Kテレビの適切な視聴距離は「画面の高さの3倍」

4Kテレビの適切な視聴距離は、画面の高さの3倍だと言われています。これはテレビの画素が判別できない距離のことで、これよりも近づくと画面の粗さを感じてしまう場合があります。つまり、画面の高さの3倍以上の視聴距離を取れるのであれば、大画面を設置しても問題ありません。

例えば50インチの4Kテレビの場合、画面の高さは約62.3cmのため、最適な視聴距離は約1.9m。6畳の部屋のサイズは一般的には270×360cm程度なので、長辺側にテレビを設置した場合でも1.9mの視聴距離は取れます。55インチ(最適な視聴距離約205.5cm)、60インチ(約224.1cm)、65インチ(約242.7cm)でも、テレビを壁寄せ設置し、ソファを反対側の壁ぴったりに設置すれば、6畳の部屋でも問題なさそうです。画面サイズが大きくなると上下左右にも広い設置スペースが必要になりますが、それさえクリアできればより大画面なテレビを設置してもよいでしょう。
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