【愛知県豊田市】行列ができる米粉パンにジビエのロースト鹿丼も。「道の駅どんぐりの里いなぶ」

愛知県豊田市の稲武地区にある「道の駅どんぐりの里いなぶ」。80年近く米の品種改良が続けられてきた「お米のふるさと」で、稲武産みねあさひの米粉パンやジビエのロースト鹿丼が味わえる直売施設「どんぐり横丁」を中心に紹介します。

「どんぐりの里いなぶ」
「どんぐりの里いなぶ」
愛知県豊田市の稲武地区には、愛知県農業総合試験場の山間農業研究所があります。80年近くにわたって米の品種改良を続けてきた施設で、そのため稲武は「お米のふるさと」と呼ばれてきました。国道153号沿いの「道の駅どんぐりの里いなぶ」は、その米を軸に据えた道の駅。直売施設「どんぐり横丁」では稲武産みねあさひの米粉パンが1時間に一度焼き上がり、そのたびに行列ができます。

All About ニュース編集部が厳選する、評価の高い道の駅シリーズ。今回は愛知県から1軒を紹介します。

※2026年7月時点で、Googleクチコミの平均評価が3.5以上の道の駅を紹介しています

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「道の駅どんぐりの里いなぶ」は宿場町の歴史から、街道沿いの他市町の特産品も並ぶ

稲武は塩の道(国道153号)と美濃街道(国道257号)が交わる宿場町として賑わった土地です。どんぐり横丁ではその賑わいを再現しようと、稲武の産品だけでなく街道沿いの市町の特産品も扱っており、岡崎のみそ、山岡の寒天、新城のお茶などが並びます。稲武産の品揃えは、標高350〜1,000mの寒暖差が育てた新鮮野菜、米「みねあさひ」とその米粉パン、古代米「おくのむらさき」入りのカステラや山菜おこわ、ブルーベリーのジュースとジャム、吟醸工房・蓬莱泉の酒、小澤商店の山ごぼう漬け、標高の高さで色鮮やかに育つ菊やシクラメンなどの花。明治から続く養蚕の町でもあり、まゆ細工も置かれています。売店は2022年7月にリニューアルオープンしました。

名物は米粉パンとジビエ丼、そして1本400円の五平餅

1時間に一度焼き上がる米粉入りパンは、稲武産みねあさひの米粉を使ったもの。しっとりした食感で、焼き上がりを狙う行列ができます。予約は受け付けていません。

食事は「どんぐりキッチン」(11:00〜15:30/ラストオーダー15:00)で。一番のおすすめとされているのが、地元産の鹿肉を店内でローストした「ロースト鹿丼」(1,700円)です。ほかに五平餅のみそだれをアレンジした「五平味噌カツ丼」(1,200円)、「稲武の旬菜と厳選素材の天丼」(1,500円)、「自然薯と鰻の月見丼」(1,700円)などが並び、麺類は山菜醤油ラーメン850円から。手打ちそばの「ころころ」もあり、とろろそば1,000円、ざるそば800円、かけそば700円などが用意されています。

稲武産ミネアサヒで作る五平餅は1本400円。たれは「ねぎみそ」と「くるみしょうゆ」の2種類で、どちらもどんぐり横丁の手づくりです。テイクアウトには豊田市産豚肉を使った炭焼きフランク(プレーン・チョリソー・みそ・チーズの4種)、栗の形をした栗どらやき、ソフトクリームなども揃います。なお抹茶の「いなぶカステラ」は品薄のため、当面は店頭のみでの販売とされています。

「道の駅どんぐりの里いなぶ」の口コミ・評判は?

食べログなどに寄せられた投稿を見ると、話題が集まっているのは主に以下の2点です。

焼き立てパンの人気ぶり

米粉パンについては、生地がふわふわで美味しかったという声が挙がっています。定番のパン以外にカレーパンなどの惣菜系もあり、大辛のカレーパンの辛さに驚いたという投稿もありました。豊田市の観光サイトでも連日売り切れる人気商品と紹介されているため、狙いのパンがある場合は早めの時間帯が安全です。

五平餅を目当てに立ち寄る人が多い

五平餅を食べるために立ち寄ったという投稿が複数見られます。ねぎみそのたれを選ぶ人が多いようで、道中の休憩というより五平餅そのものが目的になっているケースも。稲武産の米で作り、たれも自家製という点が支持されている理由と考えられます。

温泉「どんぐりの湯」も同じ敷地に

この道の駅の敷地内には、日帰り温泉「稲武温泉どんぐりの湯」があります。1階「花の温泉」と2階「森の温泉」が毎週金曜に男女入れ替わる構成で、浴槽・サウナ・水風呂は計19か所。入館料は大人600円です。

2026年3月20日から当面の間は時短営業となっており、11:00〜20:00(最終受付19:00)での運営です。定休日は毎週木曜日(祝日の場合は翌日)。

また敷地内には体験施設「どんぐり工房」もあり、五平餅づくりやピザ作り、ウッドストラップや絵付けなどの体験ができます。建物は稲武地区大野瀬町に残っていた明治12年築の民家を移築したものです。

訪れる前に押さえておきたい3つのポイント

1つ目は季節で変わる営業時間です。どんぐり横丁は4月から11月が平日9:00〜17:00、土日祝9:00〜18:00。12月から3月は土日祝も17:00までに短縮されます。定休日も4月から11月は無休ですが、12月から3月は毎週木曜(祝日の場合は翌日)が休みに。冬に訪れる場合は曜日と時間の両方を確認しておきたいところです。

2つ目は支払い方法が売り場ごとに違うことです。直売所、店内手作り五平餅、炭火焼フランク、森のアイスクリーム屋さん・揚げもの屋さんではQRコード決済(PayPay、au PAY、d払い、メルペイ)、クレジットカード、電子マネー(QUICPay、iD)が使えますが、それ以外の店舗は現金のみ。館内で完結すると思って現金を持たずに行くと困る場面が出てきます。

3つ目は臨時休館の告知先です。6月と12月に設備点検があり、台風などの天候による臨時休館はInstagramで告知されます。年末年始は12月27日から1月1日まで休業、1月2日は11:00からの営業です。遠方から向かう場合は、公式サイトとあわせて横丁のInstagramを確認しておくと確実です。

なお駐車場は普通車108台、大型車12台のほか、バイク専用が32台分用意されています。国道153号は名古屋と長野を結ぶルートで二輪の通行も多く、ツーリングの休憩地として使いやすい構成になっています。
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