自習室をうまく活用するための3つの工夫
上記に挙げた理由からも分かるように、多くの場合は「サボろう」と思って勉強をしていないわけではありません。「うちの子は1人で自習ができないから……」と諦める前に、次のことを試してみてください。1. 塾のない日ではなく塾のある日に行かせる
自習だけのために塾に行って勉強モードに切り替えるのは、子どもにとってハードルが高いもの。授業がある日に自習室を使うことから始め、1人で勉強する習慣をつけていきましょう。長さは重要ではありません。授業が始まる30分前に自習室に行く、くらい短時間でOKです。「宿題の見直しをする」「家で解いた問題をもう1回解く」など、短い時間で集中してできる範囲でやることを決めておきます。
2. 行く前に「何をどこまでやるか」を決めておく
小4の間は、「自習室で、何を・どこまでやるか」の学習計画を親がたて、実際にやったかどうかを確認しているご家庭が多いです。最初のうちに見本を見せて、小5~小6で少しずつ自立させていくことを目指しましょう。自習室で取り組むなら、手が止まらずにできるような「漢字の書き取り」や「単純な計算問題」がおすすめです。
国語の記述問題や算数の文章題のような難しい問題は、分からないとそこで手が止まってしまいます。塾の講師に質問できる環境であればよいのですが、そうでない子にとっては優先度を下げた方がいいでしょう。そのような難しい問題は、親が家で見てあげるのがベターです。
3. 塾の講師を味方につける
自習室が用意されているのであれば、その利用込みでの授業料です。遠慮せずに、困っていることがあれば塾の講師を頼りましょう。自習室のよさは、「静かに集中して勉強できる」ことだけではありません。「分からないことを、すぐに講師に相談できる」ことも大きなメリットです。「自習室がうるさくて集中できないようなので、様子を見ていてください」「子どもを授業の30分前に行かせて、○○をやるように伝えてあるので終わっているのか見てもらえますか」と依頼するのもよいと思いますよ。
理想は塾での授業と自習で勉強が完結し、家はくつろぐ場所であることです。現実には、やるべきことが多過ぎて家庭学習も必要になっていますが、なるべく積極的にうまく塾という場所を活用してほしいですね。



