大学受験で「後悔する親」「後悔しない親」の差。高1・高2から差がつく「親子のスタンス」

2026年度の大学受験では、対策を高2までに始めた家庭が8割超えに。志望校決定やオープンキャンパス参加、通塾など、準備の早期化が目立つ結果となりました。本記事では保護者100名への調査をもとに、2026年大学受験の傾向を整理します。(画像出典:写真AC)

大学受験対策の塾は行くべきか? 通塾率は前年より増加

大学受験勉強のために塾へ通うべきか、家庭学習だけで進めてもよいのか、迷うご家庭もあるでしょう。今回の調査では、大学受験対策の開始時期が早まるとともに、塾を活用する家庭も前年より増加していました。

大学受験対策で塾に通っていた家庭は67%——前年から19ポイント上昇

子どもがどのような方法で大学受験対策の勉強をしていたかを聞いたところ、「塾に通っていた」が67%で最多でした。
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前年調査では「塾に通っていた」が48%でしたが、2026年調査では67%となり、19ポイントの上昇が見られました。

この結果からは、家庭学習や通信教育で対策するよりも、塾を活用して受験対策を進める家庭が増えていたことが分かります。

その背景として考えられるのが、大学受験で求められる対策の幅広さ。志望校ごとの出題傾向、共通テスト対策、個別試験対策、推薦・総合型選抜への対応など、家庭だけでは把握しきれない情報や準備も少なくありません。

また、塾には単なる学習指導だけでなく、受験情報の整理や学習計画の管理、志望校対策の伴走といった役割も期待されていることが考えられます。

塾通いの開始時期も高2中心に

塾に通っていた家庭に、大学受験対策の塾に通い始めた時期を聞いたところ、2026年調査では「高校2年生」が57%で最多となりました。
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※n=67
前年調査では、「高校1年生」が52%、「高校2年生」が28%でした。ところが、2026年調査では「高校1年生」が33%に減り、「高校2年生」が57%へ増えています。

つまり、大学受験対策の塾通いについては、高1から早く始めるというより、高2で本格化する流れが主流だったといえます。

ただし、総合型選抜や学校推薦型選抜を考える場合は、高1からの成績や活動実績が関係することもあります。一般選抜中心なのか、推薦・総合型選抜も視野に入れるのかによって、動き出す時期は変わってきます。

大切なのは、塾に通う時期そのものではなく、子どもの進路希望や受験方式に合わせて、必要な準備を逆算することだといえるでしょう。

個別指導塾・地域密着塾のニーズが拡大傾向

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大学受験対策で通っていた塾の種類を見ると、2026年調査では「大手受験塾」が45%で最多でした。
 
ただし、前年と比較すると変化も見られます。前年調査では「大手受験塾」が60%、「中堅塾」が32%だったのに対し、2026年調査では「大手受験塾」が45%、「中堅塾」が19%に減少しました。
 
一方で、「個別指導塾」と「地域密着型(個人経営など)の塾」は、それぞれ2025年の4%から2026年は18%へと増加しています。
 
背景には、志望校や受験方式の多様化により、画一的な集団授業だけでなく、子どもの学力や志望校に合わせた個別対応を求める家庭が増えていることも考えられます。特に、苦手科目の補強や学習計画の管理、推薦・総合型選抜を見据えたサポートなど、家庭ごとに必要な対策は異なります。 

塾に通わせておいて正解だったと思います。学校や自宅での学習のみでは苦手科目を完璧に克服することは難しいと感じていたのですが塾に通わせた結果、苦手科目を克服できて子供は自信を持って受験に挑めたので塾に通わせておいて本当に正解だったと思います。(やすよしさん / 東京都 / 現大学1年生男子 / 保護者 / 個別指導塾へ通塾)

大学受験対策の塾選びは「知名度」だけでなく、子どもに合ったサポートを受けられるかが重視されるようになっているといえそうです。
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87%が「後悔なし」。納得できた家庭がやっていたこと
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