再び6人で戻ってきてくれた。K-POPの常識を塗り替えた「2PM」が“進行形レジェンド”であり続ける理由

【K-POPの歴史を作ったグループたちの復活と現在地】今回は「2PM」にフィーチャー! 元祖“野獣ドル”としてK-POPシーンに革命を起こした彼らが、今なお“進行形のレジェンド”であり続ける理由とは? ※ 写真:アフロ

2PMが影響を与えた後輩K-POPグループは?

矢野:野獣ドルコンセプトを受け継いだグループっているのでしょうか?

ゆりこ:事務所は違いますが、MONSTA Xは影響を受けていると思います。“野獣”ではなく“モンスター”ですが。SF9も2PMの要素を感じるグループでした。全体コンセプトではなく、曲単体で見ると後輩のStray Kidsのバンチャンさん、ヒョンジンさんの『Red Lights』やTHE BOYZ『ROAR』も、2PMのDNAを感じます。

矢野:音楽も特徴的ですよね。僕は初めて2PMの曲を聞いた瞬間「これはきっとJYP……」と思ったのですよ。事務所を知らない段階で、ピンときました。僕がGOT7をよく聞いていたので、リズム感やR&Bがベースになっているところなど、共通点を感じ取ったのかもしれません。

ゆりこ:独特のグルーヴ感がありますよね。ダンスパフォーマンスについては次回、東京ドーム公演を見てから解説するとして……今回、もう1つ語りたいことが。それは2PMが「アイドルのキャリア改革に成功した」グループであるということです。

「個人の夢も、グループ活動も諦めない」アイドルのキャリアを開拓した先駆者

矢野:以前、この連載でも「元の事務所を離れても、グループ活動をするK-POPアイドルが増えている」という話題を取り上げました。2PMはその成功例ということですか。


ゆりこ:矢野さんが2PMを知るきっかけになった、ジュノさん。彼は本当に大成功例ですよね。今や出演するドラマが続々ヒットしています。そして2PMの中で俳優活動をいち早く始めたのはテギョンさんだったと思いますね。5月14日に配信がスタートするNetflixシリーズ『ソウルメイト』で磯村勇斗さんとダブル主演を務めています。そして最近、日本のバラエティー番組で人気再燃中のチャンソンさん。この3人はすでにJYPを出ているのですが、2PMとしてもステージに立つという“兼業”をしっかりやり遂げています。

矢野:形だけ籍を残す、ということではなく、ちゃんとメンバー全員でステージに戻ってくるというのはさすが。いろいろもめているグループもある中で、当たり前のことではないと思うのです。GOT7がJYPを出るときに、グループ名をそのまま使えるようにJ.Y. Parkさんが計らってくれたと聞きましたが、やはりトップに立つ人の理解があるからなのかもしれません。

ゆりこ:一昔前であれば難しかった「個人の夢もグループの絆も両立できる姿」を提示したパイオニアですよね。そしてチャンソンさんに続き、テギョンさんも4月24日にご結婚されました。アイドルの恋愛や結婚については、人によってとらえ方に差があると思いますが、アーティストとファンが共に年を重ねながら、それぞれの人生を進めていくって、悪いことではないと思うのです。それにしてもテギョンさん、37歳なのか~! 時がたつのが早過ぎます。

矢野:『テプン商事』の主人公も20代半ばの設定だったのですが、演じているジュノさんが、まさか36歳のお兄さんとは思いませんでした。カッコよさを保っている裏には、相当の努力をしているのでしょうね。東京ドーム公演もきっと盛り上がるんだろうな……。ぜひ次回はライブの感想を聞かせてください。

ゆりこ:はい! 2PMトークの第2弾はドーム公演のライブリポートと、今回お話ししきれなかったJun. Kさん、ウヨンさんや、ニックンさんの魅力についても語る予定です。

【ゆるっとトークをお届けしたのは……】
K-POPゆりこ:音楽・エンタメライター。雑誌編集者を経た後、渡韓し1年半のソウル生活を送る。帰国後は、K-POPや韓国カルチャーについて書いたりしゃべったりする「韓国エンタメウオッチャー」として、雑誌やWebメディアなどでの執筆活動や、韓国エンタメ情報ラジオ番組『ぴあ presents K-Monday Spotlight』(TOKYO FM)でパーソナリティーを務めるなど幅広く活躍中。

編集担当・矢野:All Aboutでエンタメやビジネス記事を担当するZ世代の若手編集者。物心ついた頃からK-POPリスナーなONCE(TWICEファン)&MOA(TOMORROW X TOGETHERファン)。

K-POP ゆりこ
この記事の執筆者: K-POP ゆりこ
音楽・エンタメライター。雑誌編集者を経た後、渡韓し1年半のソウル生活を送る。帰国後は、K-POPや韓国カルチャーについて書いたりしゃべったりする「韓国エンタメウオッチャー」として、雑誌やWebメディアなどでの執筆活動や、韓国エンタメ情報ラジオ番組『ぴあ presents K-Monday Spotlight』(TOKYO FM)でパーソナリティーを務めるなど幅広く活躍中。 ...続きを読む
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