上映時間が短めだけど、きっと満足できる作品に
実際に本編を見たところ、『ミルキー☆サブウェイ』は「映画」として一気に見てこそ、その密度と完成度の高さが、よりはっきりと分かる作品でした。上映時間は47分と短めではありますが、初めて見る人も、ファンもきっと満足できるでしょう。なお、鑑賞料金は一般1500円(税込)と良心的です。※劇場情報ページによると、一般料金以外は各映画館の料金設定に準じます(各種割引、サービスデイ等も含む)とのこと
さらに、直近で同じく「超大バズり」をしたことはもちろん、「この先もずっと愛される」ことが確定的なコンテンツとなっているのが、Netflixで配信中のアニメ映画『超かぐや姫!』。2月20日より1週間限定での劇場公開も決定し、さらに盛り上がっています。
『ミルキー☆サブウェイ』は「ゆるいけど計算されている」群像劇×密室劇!
『ミルキー☆サブウェイ』の内容を簡単にいえば、クセ強キャラたちの群像劇×密室劇。警察に捕まった6人の男女が、奉仕活動のため惑星間走行列車の清掃を命じられるものの、その列車が突如暴走して閉じ込められてしまう……という切迫したシチュエーションのはずなのですが、実際は「ゆるい」雰囲気に満ちています。キャラクターそれぞれが「あ〜めんどくせ〜」とか「それはクソっすよねぇ」などと口走る、だいたいがやる気がなさそうだったり、いい加減にも思える、そもそも軽犯罪を犯していて、決して褒められたものではない……はずなのですが、そうした卑近な言い回しや会話こそが楽しいですし、その後のトラブルを解決する過程で、それぞれの「違う面」が見えてきて、なんだか愛おしくなってくるのです。
そのほかのキャラもまた誰かとのバディ(コンビ)であり、「ちょっと違うけど似た者同士」であることが重要です。それぞれの関係性がユニークでほほ笑ましいですし、ほかのバディと関わることでどう変わっていくかにも注目してほしいところ。それぞれの「連携」やアクション、意外な伏線が回収されるアツい展開にも期待してほしいですし、それでこそ「ゆるいけど計算された」内容であることも分かるはずです。



