なにわ男子・西畑大吾が『マトリと狂犬』でクズ人間に!? 一皮むけた俳優としての魅力を再検証

西畑大吾さんが主演を務めるドラマ『マトリと狂犬』(TBS系)が、面白いと話題を集めています。そこで今回は、現在までの放送回をもとに、ドラマの魅力と西畑さんの俳優としての実力を紹介します。(サムネイル画像出典:『マトリと狂犬』公式Instagram)

なにわ男子・西畑大吾さんの主演ドラマ『マトリと狂犬』(TBS系)が、大きな話題を集めています。

同作は、コミックス『マトリと狂犬 ―路地裏の男達―』(秋田書店)が原作で、西畑さんは連続ドラマ単独初主演。細田善彦さん、向井理さんなど豪華な俳優が出演し、品川庄司の品川ヒロシさんが監督を務めています。
 
裏社会をリアルに描いたストーリーが面白く、主に麻薬を取り扱っているドラマです。日本における薬物汚染の闇を暴くアクション・エンターテインメント作品で、西畑さんは売れっ子子役から「薬物の売人」へ転落した梅沢恭之介を演じています。 西畑さんは、役作りのために金髪にイメージチェンジし、派手なアクションにも挑戦。新境地を切り開くドラマとなり、放送のたびに大反響を集めています。

西畑大吾がとんでもなく情けない役を演じている『マトリと狂犬』

まず驚きなのが、バリバリの現役アイドルである西畑さんが、“クズ人間”といえる薬物の売人を演じているところです。初回の放送から格好いい場面は一度もなく、半グレ集団にボコボコにされ、制裁として汚物を飲まされる場面も。細田さん演じる麻薬取締官・黒崎徹にはいきなり殺されかけるなど、情けない姿ばかり披露しています。
 
第2話では半グレ集団と黒崎だけでなく、向井さん演じる警視庁薬物銃器対策課の警部補・葛城彰斗からも標的にされて大ピンチに。薬物の売人でありながら、「マトリと警察のダブルスパイ」も担当する地獄のような境遇となり、精神崩壊寸前まで追い込まれていきます。結局、葛城からもボコボコにされ、いまの時点ではいいところなしです。 多くの作品で格好いい役やかわいい役を演じてきた西畑さんにとって、『マトリと狂犬』で演じる梅沢はこれまでにない役になっています。「アイドル・西畑大吾」を封印して、新たな魅力を発揮しているところです。

細田善彦・向井理の演技も秀逸! テンポ感がよく面白いドラマに

西畑さんの演技はもちろんですが、作品自体もテンポ感がよく面白いドラマに仕上がっています。作中には、あまり民放ドラマでは描かれない、薬物で身を滅ぼすキャラクターたちが続々と登場。暴力シーンも多く、見ていてアドレナリンが出るようなドラマになっています。 西畑さんと対峙(たいじ)することが多い細田さんと向井さんの演技も秀逸です。演技派の2人が、狂犬と呼ばれるにふさわしい攻撃的でイケイケな役を熱演。イケオジの2人は西畑さんとのコンビネーションも良く、過激な作品ながら女性が見ても楽しめる仕上がりになっています。今後、マトリと警察のダブルスパイとなった梅沢が、どんな活躍をするのか注目すべきドラマです。
マトリと狂犬 ―路地裏の男達― 1 (ヤングチャンピオン・コミックス)
マトリと狂犬 ―路地裏の男達― 1 (ヤングチャンピオン・コミックス)
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