高橋海人と中村倫也のバディに心震える! 『DOPE 麻薬取締部特捜課』の魅力を徹底解説

ドラマ『DOPE 麻薬取締部特捜課』が面白いとSNSで話題です。そこでこの記事では、同作の見どころを元テレビ局スタッフが徹底解説! 主演の高橋海人さんと中村倫也さんの魅力も紹介します。(サムネイル画像出典:『DOPE 麻薬取締部特捜課』公式Instagram)

高橋海人と中村倫也のバディ関係はどう描かれるのか?

そんな『DOPE 麻薬取締部特捜課』ですが、最大の見どころはなんといっても主演の2人です。才木と陣内はバディを組むことになるのですが、考え方が正反対で相性がいいとは言えないコンビ。才木はまじめで正義感にあふれた性格なのに対し、陣内は型破りな捜査や言動が目立つ自由気ままなキャラクターです。才木は母親がDOPE依存者なこともあり、服用した犯罪者も更生の可能性があると信じています。一方で、陣内は過去に起こった事件をきっかけにDOPEを憎んでおり、時には厳しい制裁を加えることも……。

何もかも正反対なキャラクターの2人で、バディとしては相性最悪といったところでしょう。しかし、これまで放送されたドラマを見ても分かる通り、はじめは相性が悪かった2人は、後に固い絆で結ばれ信頼し合うのがお約束です。『DOPE 麻薬取締部特捜課』でも、すでに第1話でそんな片りんが見えました。
 
才木は、子どもの頃に巻き込まれた無差別テロ事件で助けてくれた警官に憧れ、現在の仕事を選んだという背景を持ちます。その助けてくれた警官が陣内だった可能性が高く、実際に第1話でも示唆するようなシーンが登場。才木にとって命の恩人が陣内であり、後々にその謎が解かれ絆が深まるようです。また、今後は協力体制を結ぶことも第2話の予告で明かされ、それぞれの能力を使って補完し合う関係になります。心が震えるバディとしての活躍を見せてくれそうで、ドラマが盛り上がりそうです。

高橋海人×中村倫也の化学反応に期待!

いろいろと今後の展開が気になる『DOPE 麻薬取締部特捜課』ですが、才木と陣内だけでなく演じている高橋さんと中村さんの化学反応にも期待です。 まず高橋さんですが、『だが、情熱はある』(日本テレビ系)や『95』(テレビ東京系)の主人公で見せたように、どこか影のあるキャラクターを演じるのが得意。今回の才木も暗い過去を持つ設定で、高橋さんの雰囲気にマッチしています。抜群の眼力で才木の純真さをうまく表現することに成功しているのも注目ポイントです。 中村さんは説明不要なほどの名優ですが、陣内もしっかりとつくり込まれています。クールで型破りな陣内ですが、何より声がいい中村さんにピッタリのキャラクター。悲しい過去を背負っている設定の陣内を、表情やセリフの強弱で丁寧に表現しています。そんな中村さんの好演技に引っ張られる形で、高橋さんも熱い演技が見せられている様子。今後2人が化学反応を起こすことで、素晴らしいドラマに仕上げてくれることでしょう。
 
新感覚のドラマで、さまざまな場面に伏線が張られて見応えがありそうな『DOPE 麻薬取締部特捜課』。ストーリー展開とともに、高橋さんと中村さんがどんな「バディ」の活躍を見せてくれるのか、期待値が高い作品となっています。
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この記事の筆者:ゆるま 小林
長年にわたってテレビ局でバラエティー番組、情報番組などを制作。その後、フリーランスの編集・ライターに転身。芸能情報に精通し、週刊誌、ネットニュースでテレビや芸能人に関するコラムなどを執筆。編集プロダクション「ゆるま」を立ち上げる。

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