
All About ニュース編集部では、2025年6月17〜18日の期間、全国10〜60代の男女250人を対象に「日本の城」に関するアンケートを実施しました。
日本有数の歴史を誇る近畿エリアには、壮麗(そうれい)な天守や石垣、自然と調和した美しい眺望など、多様な“絶景の城”が存在します。
今回は調査結果の中から、絶景だと思う「近畿地方の城」ランキングをご紹介します。
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2位:竹田城跡(兵庫県)/50票
兵庫県朝来市にある竹田城跡は、標高約353mの山頂に築かれた山城で、「日本のマチュピチュ」とも称される絶景スポットです。現存する石垣が雲海に包まれる幻想的な風景は、「天空の城」とも呼ばれ、秋から冬の早朝にだけ見られる奇跡の景色として知られています。山頂からの眺望も素晴らしく、近年は映画やドラマのロケ地としても脚光を浴びています。
回答者からは「秋~冬の早朝、条件がそろうと一面の雲海が広がり、石垣の上からその景色を見渡せる日本屈指の絶景スポットだから」(30代女性/岐阜県)、「日本のマチュピチュは絶景だとおもう」(30代女性/岐阜県)、「雲海の中に城跡がそびえる幻想的で雄大な景色、人生で1度見てみたいです」(40代女性/東京都)などの声が寄せられました。
1位:姫路城(兵庫県)/108票
兵庫県姫路市にそびえる姫路城は、国宝かつ日本初の世界文化遺産に登録された名城。「白鷺城(しらさぎじょう)」の異名を持つ白漆喰(しろしっくい)の城壁と、五層七階の美しい天守がシンボルです。天守を中心とした均整のとれた構造、石垣や塀の曲線美、春の桜や秋の紅葉との調和は、どこから見ても“完璧な絶景”です。内部の見学や、本丸からの眺望、城下町の散策なども楽しめる、視覚的にも文化的にも圧倒的な魅力を持つお城です。
回答者からは「やっぱり世界遺産の姫路城でしょう、時代劇でもおなじみ、しらさぎ城の別名の通りの美しさで見惚れてしまう、これぞ日本を代表する城」(40代男性/岩手県)、「白鷺のように美しい天守と、保存状態が極めて良い世界遺産の名城だからです」(40代男性/埼玉県)、「やはり『天守物語』で知ったインパクトは大きく、幻想的な文学に登場するほど、神秘的なお城だと思います」(50代女性/埼玉県)などの声が寄せられました。
※回答者からのコメントは原文ママです