
All About ニュース編集部では、2025年6月17〜18日の期間、全国10〜60代の男女250人を対象に「日本の城」に関するアンケートを実施しました。
豊かな自然に囲まれた北日本には、歴史や景観の美しさを備えた“絶景の城”が数多く点在しています。
本記事では、絶景だと思う「北海道・東北地方の城」ランキングを発表します。
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2位:弘前城(青森県)/66票
青森県弘前市の弘前城は、江戸時代に津軽藩の拠点として築かれた城で、東北で唯一現存する天守を持つ貴重な建築です。春には約2,600本の桜が咲き誇る「弘前さくらまつり」が開かれ、花筏や夜桜が彩る絶景は“日本一の桜の城”と称されます。
現在、東面石垣の膨らみによる崩落リスクを受け、100年に1度の大修復が進行中。2024年末に石垣の修復が完了し、2026年度には天守の曳き戻しが行われる予定です。
回答者からは「春になると満開の桜と天守が美しく調和し、日本屈指の花見スポットとして有名」(20代女性/神奈川県)、「城までの道のりや周囲の景色を含めて美しいと思うので」(50代女性/福島県)、「桜の名所として有名で、春になると城と桜が一体となった絶景が広がる。青森の自然の中に立つ風格ある城がとても魅力的」(30代女性/秋田県)、などの声が寄せられました。
1位:五稜郭跡(北海道)/135票
北海道函館市の五稜郭跡は、幕末に築かれた日本初の西洋式城郭で、空から見る五角形の星形が美しい絶景スポットとして知られています。春には約1500本の桜が堀を彩り、展望台から見下ろす満開の星形は圧巻。冬には雪に包まれた幻想的な姿が現れ、四季を通じて異なる景観が楽しめます。また、戊辰戦争の終結の舞台としても歴史的価値が高く、絶景と歴史の両方を堪能できるスポットです。
回答者からは「日本では珍しい、星型の西洋式城郭(要塞)で、桜の名所としても有名で、春に訪れるとピンクに囲まれた星形の景色が見られるから」(40代男性/静岡県)、「五稜郭タワーからの景色がすごく、他の城では楽しめない景色を見れるから」(20代男性/兵庫県)、「タワーから望む五稜郭は圧巻です。函館に行ったら、ぜひ訪れたい場所」(50代女性/愛知県)などの声が寄せられました。
※回答者からのコメントは原文ママです