2025年5月末に運転開始! 西武鉄道8000系「サステナ車両」を徹底解説【豆知識10選】
西武のサステナ車両8000系の改修工事が完了し、2025年5月末の営業運転開始に向けて最後の調整段階にさしかかった。この車両はどのようなものか。車両の外観や車内などの豆知識を「10のチェックポイント」としてまとめてみる。
5. 元小田急車と分かる痕跡は?
2006年と2024年の改造は小田急で行われた
車内に提示される銘板が変更となった。新造以来一度改造が行われているので、それを示すものと2024年に小田急エンジニアリングで改造された旨が記されている。
6. なぜ小田急から譲受したのか?
西武ではVVVFインバータ制御車両で譲受できそうなものを全国の鉄道会社にあたっていた。その中で、車両長20m、4扉車であること、ホームドアの関係でドアの位置が合うもの、改造工事ができるだけ少なくて済むもの、ある程度まとまった車両数が譲受でき、2030年までに調達可能なものといった条件をクリアできそうな車両が小田急にあったということが決め手になったという(西武鉄道 鉄道本部 車両部 車両課 窪谷紀生(くぼのや のりお)氏の話)