「亀戸駅」には何がある? カメイドクロックだけじゃない、レトロ商店街と銭湯に恵まれた歴史の深い街

総武線と東武亀戸線の乗り入れる「亀戸駅」は、23区東部でも錦糸町駅や小岩駅に並ぶ繁華街の1つ。亀戸天神社も有名ですが、降りてみるとほかには何があるのでしょうか。実際に行って確かめてみました!

亀戸駅があるのは東京都江東区の最北端。「江東区」と聞けばまず、臨海副都心や豊洲など再開発が著しいウォーターフロントを連想する人も多いでしょう。しかし、そうした「変わりゆく東京」とは少し距離を置いて、亀戸では「変わらない東京」としての時間がゆったり流れています。

むろん再開発が全くないわけではなく、東口から徒歩2分の「カメイドクロック」に代表されるような再整備が進んでいるスポットもありますが、亀戸エリアの多くは昔ながらの下町感ある商店街&住宅街。あちこちに小さな公園が点在し、気張らずのんびり散策するときにおすすめですよ!

亀戸は、なぜ「かめいど」と読むの?

亀戸の写真
亀戸駅(筆者撮影、以下同)
ところで「亀戸」という漢字を読むとき、地名としての「かめいど」を知らなければ、普通なら「かめど」と読むのが自然ではありませんか?

亀戸エリアははるか昔、太平洋側でなく東京湾側に接続していた頃の利根川河口に土砂が堆積してできた「亀島(かめしま)」が成り立ちだそうです。これがさらなる土砂堆積で河岸とつながって「亀村(かめむら)」となり、近くにあった井戸「亀ヶ井(かめがい)」と混同されて「亀井戸(かめいど)」となり、やがて井の字が取れて「亀戸(かめいど)」となったのだとか。

駅ビル最上階の庭園は、良好な展望スポット

亀戸の写真
JR側の改札から東武線への案内が見えます
JRの亀戸駅と東武線の亀戸駅はほぼ隣接。JR側の改札を出てすぐ右に行けば東武線です。
亀戸の写真
「スターバックス」は店外テラス席もあります
JR〜東武の通路には「スターバックスコーヒー」や「成城石井」などがあります。特にスターバックスは駅を出てちょっと休憩したり、作業をしたりするのにちょうど良さそうです。
亀戸の写真
赤茶色の外壁が目立つアトレ
この亀戸駅に直結する商業施設「アトレ亀戸」は2024年に増床リニューアルしたばかり。ガラス窓を広く取った開放的なデザインになっています。フロアは地下1~8階とかなりの充実ぶり。「一風堂」「丸亀製麺」などの飲食店やカフェ、ほかドラッグストアやショップがあります。
亀戸の写真
屋上庭園内にも階段があり、建物内に入らずに7階から8階へ上がれます
また、7~8階には屋上庭園「そらいどひろば」もあります。2月の寒空の下でも、平日昼は家族連れが多め。
亀戸の写真
JRの総武線と貨物路線、東武線を一度に見られるビュースポット
亀戸周辺の街並みや線路を上階から一望でき、なかなかの開放感です。
亀戸の写真
以前はこの交差点に面して「ドン・キホーテ」もあったのですが、現在は閉店
まずは駅南側へ。明治通りと京葉道路の交差点をまたぐ大きな歩道橋が目立っています。
亀戸の写真
歩道橋上からの写真も撮影したかったのですが断念
訪れた時点では老朽化した歩道橋を更新する工事のため、3月31日まで通行止めとなっています。駅前に限って言えば、亀戸でも再開発はそれなりの速さで進んでいるようです。
亀戸の写真
「レトロ」というお店がどういう風にレトロなのかが気になる
京葉道路沿いの建物と亀戸駅との間には居酒屋や飲食店が連なる裏路地があります。昼間は静かな雰囲気ですが、こうした場所で1杯飲んでみたくなりますね。
亀戸の写真
のれんからして超強気の“1キロ弁当”
この近辺で注目なのが、「キッチンDIVE」というお弁当屋。ご飯や肉料理がギッッッチギチに詰め込まれた1kgオーバーのデカ盛り弁当が有名で、食いしん坊にはたまらないお店です。
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注目は複合施設「カメイドクロック」
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