静岡の名所をぐるり。東海道新幹線と在来線で巡る、「富士山」絶景ビュースポットの旅
東海道新幹線で三島を過ぎると、右手に富士山が見えてくる。列車内は言うに及ばず、富士山のビュースポットが点在する静岡県の沿線各地。今回はそんな静岡県内のスポットを、JR東海が行っている「もれなく富士山キャンペーン」を使って巡ってみた。
東海道新幹線に乗って西へ向かう。三島を過ぎるころから、右手には富士山の麗姿が見えてくる。列車内は言うに及ばず、静岡県の東部から中部にかけての沿線各地には富士山のビュースポットが点在する。今回はJR東海が行っている「もれなく富士山キャンペーン」の中から興味深いプランを選んで実際に旅してみた。
東海道新幹線と富士山。日本を代表する鉄道情景である(写真提供=JR東海)
富士山ビューを満喫できる絶景ホテル
日本平ホテルから眺める富士山(写真提供=もれなく富士山キャンペーンPR事務局)
東海道新幹線「ひかり」「こだま」を静岡駅で下車。まずは、絶好の富士山ビュースポットと言われる「日本平ホテル」に行ってみる。静岡駅前から路線バスで40分(無料のシャトルバスあり)。ホテルのエントランスから中を真っすぐに進めば、正面のガラス張りの向こうに雄大な富士山、静岡の街並み、駿河湾、そして三保の松原という絶景が広がっている。「風景美術館」と呼ばれるゆえんだ。
絶景を愛でながらケーキセットをいただく(写真提供=もれなく富士山キャンペーンPR事務局)
予約して宿泊してもいいけれど、「もれなく富士山キャンペーン」の「ガーデンラウンジでのケーキセット」プラン(1人1200円)で訪れると手軽に、絶景を目の当たりにしながら優雅なひとときを楽しめる。
日本平ロープウェイに乗って久能山東照宮へ
日本平ロープウェイ
くつろいだ後は、路線バスに乗って日本平ロープウェイ(バス停)へ(乗車時間5分)。ここから静岡鉄道の運営する日本平ロープウェイに乗る。
ロープウェイは、山麓から山頂まで往復するのが一般的なパターンだが、このロープウェイは、まず山頂から下っていくのが「正統的なルート」だ。かなり深い谷を見下ろしながら降りていくので足がすくむ。遠くを眺めると駿河湾の水面が輝いているので、そちらを見ている方が安心だ。