おまけ:2024年はホラーの超当たり年!
2024年はこの『ロムルス』も含め間違いなくホラー映画の当たり年、いや、もはやホラー映画の歴史の転換点といえます。現在公開中の『Chime』と『サユリ』は日本のホラー映画の二大巨頭と断言できるほど、この『ロムルス』と同日より公開の韓国ホラー『憑依』も娯楽性抜群の内容でしたし、翌週である9月13日から公開の『アビゲイル』も「誘拐した少女がヴァンパイアでした」という設定を最大限に生かしたアイデアの数々が楽しくて仕方がない内容でした。
さらには9月27日より36年ぶりの続編となるホラーコメディー『ビートルジュース ビートルジュース』、『Chime』を手掛けた黒沢清監の最新作にして菅田将暉が「転売屋」を演じる『Cloud クラウド』も公開と、ホラー映画ファンにはうれしい悲鳴が止まりません。
2024年傑作ホラー映画のビッグウェーブに乗るためにも、まずは『ロムルス』を楽しんでほしいです。
この記事の筆者:ヒナタカ プロフィール
All About 映画ガイド。雑食系映画ライターとして「ねとらぼ」「CINEMAS+」「女子SPA!」など複数のメディアで執筆中。作品の解説や考察、特定のジャンルのまとめ記事を担当。2022年「All About Red Ball Award」のNEWS部門を受賞。