恵比寿始発「鉄道雑学ニュース」 第102回

引退する「ドクターイエロー」。座席数、ねぐら、後継車両…実はあまり知られていない7つの秘密

新幹線電気軌道総合試験車(通称「ドクターイエロー」)が引退する。東海道・山陽新幹線では2編成のドクターイエローが走行しているが、車両の老朽化に伴いJR東海のT4編成が、2025年1月をもって、JR西日本のT5編成も2027年度以降を目途に引退を表明した。

5. 先代ドクターイエローは保存中 

リニア鉄道館
「リニア・鉄道館」で保存展示中のドクターイエローT3編成の先頭車
0系新幹線をベースに製造されたのが922形のT2編成とT3編成。このうちT3編成は2005年に廃車になった後、名古屋市内にある「リニア・鉄道館」で先頭車両が保存展示されている。T4編成も引退後は「リニア・鉄道館」にて保存されるとの新聞報道がある。

6. 東北新幹線などでドクターイエローに相当する車両は? 

Easti
JR東日本の新幹線の点検車両イーストアイ
東北・上越・北陸新幹線などのJR東日本の新幹線各線にも検査車両がある。国鉄時代からしばらくは、似たような別の「ドクターイエロー」が使われていたが、現在は、East i(イーストアイ)と呼ばれる白を基調とした専用の車両が働いている。線路がつながっている北海道新幹線や北陸新幹線のJR西日本区間でも走行する。

ドクターイエローのような大衆的な人気がないのは、黄色い車両みたいにインパクトに欠けるからであろうか?
次ページ
「見ると幸せになる」といわれるのはなぜ?
Lineで送る Facebookでシェア
はてなブックマークに追加

連載バックナンバー

Pick up

注目の連載

  • どうする学校?どうなの保護者?

    「まだ体育館で軟禁されてるの?」役員決めを廃止したPTA、保護者と先生が手にした“穏やかな春”

  • ヒナタカの雑食系映画論

    映画『鬼の花嫁』で永瀬廉が体現する「俺様ではない魅力」とは。『シンデレラ』的物語へのアンチテーゼも

  • 恵比寿始発「鉄道雑学ニュース」

    江ノ電20年ぶり新車、謎の「1人掛け席」の正体は? 観光サービスではなく「混雑地獄」に挑む苦肉の策

  • 海外から眺めてみたら! 不思議大国ジャパン

    「移民」に冷たいのはどっちなのか? スイスの厳格過ぎる学歴選別と、日本の曖昧過ぎる外国人政策