『厨房のありす』最終回 事件の犯人がついに明らかに! 全てを知ったありすと倖生が選ぶ道とは……?

ドラマ『厨房のありす』が、ついに最終回を迎えました。最終話のストーリーをおさらいし、SNSの反響も紹介します。(サムネイル画像出典:日本テレビ系『厨房のありす』公式サイト)

門脇麦さんが主演を務めるドラマ『厨房のありす』(日本テレビ系)。“カメレオン女優“とも称される門脇さんが自閉スペクトラム症(ASD)の天才料理人を見事に演じ、注目を集めました。この記事では、最終回となった第10話をおさらいし、SNSでの反響についても紹介します。

>前回(第9話)のあらすじはこちら

最終回のあらすじ

25年前に起きた火事と横領事件の犯人を探し出すため、五條製薬の創立記念パーティーに乗り込んだありす(門脇麦)と倖生(永瀬廉)。CEO就任を目前に控える誠士(萩原聖人)を捕まえ、直接真相を聞き出そうと試みます。すると、誠士はありすの実の父親であることを認め、火事が起きた日のことを話し始めます。

同じ頃、心護(大森南朋)は五條製薬CEOの道隆(北大路欣也)とその娘・蒔子(木村多江)がいる控え室を訪ね、2つの事件の真実を打ち明けようとします。しかし、蒔子が突然取り乱し、真実と向き合うことを拒否し出すのです。

心護のことを疑うありすに、誠士は「火をつけたのは心護なんだ」と告白。横領事件の黒幕も心護だと話す誠士に、ありすは異論を唱えます。ありすの反論に冷静に対応する誠士でしたが、そこに事件の証拠を持った心護が現れて――。

事件の真犯人は一体誰なのか? そして、全てを知ったありすと倖生が選ぶ道とは……?
画像出典:日本テレビ系『厨房のありす』公式サイト
画像出典:日本テレビ系『厨房のありす』公式サイト

SNSでの反響

ついに事件の真相が明らかになった最終回。ありすと倖生の勇気によって、25年間封じ込められていた事実と向き合う瞬間が訪れることとなりました。ありすの気持ちを思うと事件の結末に胸が痛くなるところもありましたが、最後にありすが犯人に向かって力強く宣言した言葉は「家族の絆の尊さ」を見事に表現していて、心が温かくなりました。

放送を終えて、X(旧Twitter)では「ミステリーもあったけど、総じて人と人とのふれあいのお話で、優しさに溢れた物語で良かった」「終わるのさみしい!!」などの声が寄せられています。

全10話を通して、ありすが人として成長していく姿を一緒に見守れたような気がしました。さらに、ASDの理解にもつながり、さまざまな個性を認め合うことの大切さを再認識できた作品となりました。
画像出典:日本テレビ系『厨房のありす』公式サイト
画像出典:日本テレビ系『厨房のありす』公式サイト

『厨房のありす』あらすじバックナンバー

第9話
第8話
第7話
第6話
第5話
第4話
第3話
第2話
第1話

この記事の筆者:柿崎 真英 プロフィール
2019年よりフリーランスライター・エディターとして活動。月刊誌やニュースサイト編集者としてのバックグラウンドを持つ。現在はローカルメディアでの活動を中心に、エンタメ・トレンド記事なども執筆。
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