『厨房のありす』第3話 「助けてって言えばいいんだよ」ワンオペママに捧げる“絶品鍋”

2024年1月21日から放送がスタートしたドラマ『厨房のありす』。第3話のストーリーをおさらいし、今後の見どころを紹介します。(サムネイル画像出典:日本テレビ系『厨房のありす』公式サイト)

門脇麦さんが主演を務めるドラマ『厨房のありす』(日本テレビ系)が2023年1月21日からスタートしました。“カメレオン女優“とも称される門脇さんが自閉スペクトラム症(ASD)の天才料理人を見事に演じ、注目を集めています。

この記事では、そんなこのドラマの第3話をおさらいし、今後の見どころやSNSでの反響についても紹介します。

>前回(第2話)のあらすじはこちら

第3話のあらすじ

ありす(門脇麦)は、和紗(前田敦子)の長男・虎之助(三浦綺羅)から、もうすぐ生まれる妹の名前を考えて欲しいと頼まれます。親は、子どもの名前に“こういう子に育って欲しい”という気持ちを込めるということを知り、ありすは自分の名前を付けてくれた母親の思いが気になります。

その頃、ありすの母親である蒔子(木村多江)は、心護(大森南朋)に再び五條製薬に戻ってきてもらいたいとコンタクトを取り始めます。そのことを知った蒔子の夫である誠士(萩原聖人)は、後日心護の研究室に突然現れて……。

ありすが倖生(永瀬廉)と「スーパー三國谷」に買い出しに行くと、姑問題に悩む常連・優奈(新井郁)の家族と鉢合わせます。

厳しい義母・陽子(円城寺あや)の前で萎縮している優奈。一方、店長の優作(前原瑞樹)は、何でも正直に発言するありすを制しない倖生に八つ当たりし、「愛想が悪い」「ありすの店で足手まといになっている」などと言いたい放題。

すると、倖生のスマホに和紗から「夫の母親が倒れたため、数日店を休む」とメールが。和紗も心護も、倖生一人でホールを回すのは厳しいと臨時休業を勧めますが、倖生はスーパーでの汚名を返上しようと「一人でも大丈夫」と張り切ります。

案の定、慣れない一人でのホール業務にくたくたの倖生。すると、優奈が予告通りにやって来ます。スーパーで顔色の冴えない彼女を見て、ありすは疲労回復効果のある「ニンニクたっぷり担々麺」を用意していました。

息子・空(石塚錬)のお受験の準備と家事に追われてクタクタなうえに、教育熱心な義母・陽子のプレッシャーもあって精神的にもツラい日々を送る優奈。「空がお受験に失敗したら、私なんて親として何の価値もない」とこぼすのです。

そんなある日、道でフラフラになっていた優奈を連れて、和紗の父・定一郎(皆川猿時)が店に現れます。必死に何ともないふりを装う優奈でしたが、そのまま倒れてしまい……。

ありすの自宅で目を覚ました優奈は、子どもの塾のお迎えに行かなきゃと慌てます。そんな優奈の姿を見て、心護はありすを引き取ったばかりの頃の自分に重ね合わせ、一人で抱え込まずに大変な時は「助けてって言っていいんだよ」と優しく諭します。
画像出典:日本テレビ系『厨房のありす』公式サイト
画像出典:日本テレビ系『厨房のありす』公式サイト
そして、優奈が自宅に帰ると、「さがさないでください さようなら」という空の書き置きが。ありすや和紗、そして陽子たちの協力を得ながら、捜索が始まります。

その頃、「スーパー三國谷」でお菓子を万引きしようとしている空を倖生が目撃。公園に移動し、倖生が事情を聞くと、「自分のせいでお母さんが苦しそうだから、僕が悪いことをして逮捕されればいいと思った」と空は自分を責めます。

そんな2人の姿を見つけた優作は、倖生に誘拐容疑をかけ、悪者扱いしますが、倖生も空をかばって本当のことを言えぬまま、その場を立ち去ってしまいます。

そのまま朝になっても帰って来ない倖生。心配するありすと心護のもとに、倖生は大きな荷物を抱えて帰って来ます。その中身は、以前ありすがやつれきっているという優奈の状態を耳にして提案した、精力完全回復「アンコウ鍋」のためのアンコウだったのです!

“人を幸せにして生きていってほしい”という思いが名前に込められたとおり、「倖生は人を幸せにする人です!」と感動するありす。和紗の家族と優奈の家族、そして優作を迎えて開かれた“アンコウ鍋パーティー”。優奈と陽子、倖生と優作、それぞれのわだかまりも解消され、和やかな雰囲気のなか時間が進んでいきます。そして、ありすが寝ずに考えた和紗の赤ちゃんの名前も発表され――。

今後の見どころとSNSでの反響

第3話は、家事と育児を1人で抱え込んだ結果、母・子ともに苦しい思いをしていた親子に焦点を当て、時には誰かに頼ってもいいんだということを教えてくれる内容でした。

また同時に、名前に込められた意味も、今後の物語に影響を与えるキーポイントとなりそうな予感。

ありすの名前の由来となった、ハンセン病に有効な治療法を開発し、アフリカ系アメリカ人として、さらには女性としても初のハワイ大学教授になった「アリス・ボール」という化学者。彼女のように“逆境に負けない強くて立派な女性になって欲しい”と願いを込めて名付けた母親・蒔子がありすの店を訪れるというエンディングは驚きでした。

放送を終えて、X(旧Twitter)では「厨房のありすは、難しいテーマをハートフルに描いてて元気が出る。『解りたい』という気持ちが大前提にある倖生の存在に救われる」「麦ちゃんの膨大な台詞‼︎ ホントに凄すぎて…どうやって覚えてるのか知りたい」などの声が寄せられています。

2月11日放送の第4話では、突然ありすの前に姿を現した母親との関係や、あの火事の夜の出来事、そして倖生の過去も明らかになるなど、重要なエピソードが目白押しの回となりそうです。お見逃しなく!
画像出典:日本テレビ系『厨房のありす』公式サイト
画像出典:日本テレビ系『厨房のありす』公式サイト

『厨房のありす』あらすじバックナンバー

第2話
第1話

この記事の筆者:柿崎 真英 プロフィール
2019年よりフリーランスライター・エディターとして活動。月刊誌やニュースサイト編集者としてのバックグラウンドを持つ。現在はローカルメディアでの活動を中心に、エンタメ・トレンド記事なども執筆。
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