『作りたい女と食べたい女』シーズン2は2月29日に完結
女性である筆者も考えさせられるエピソードが多い中、思わず頬がゆるむのが食べ物のシーン。今回はドラマに登場する料理を振り返りながら、「つくたべ」の魅力について考えます。
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「食」をきっかけに互いを満たす2人の物語
続編に触れる前に、まずはシーズン1を軽くおさらいしましょう。小食だけど料理が好きで、本当はいろいろな料理をたくさん作りたい野本ユキ(以下、野本さん)と、誰の目も気にすることなく、思う存分食べたい春日十々子(以下、春日さん)。互いにモヤモヤを抱えている2人が同じマンションに住むご近所さんとして出会うのが始まりです。
凸凹がぴったり合ったような2人は、まさに『作りたい女と食べたい女』。大盛りのルーローハンやオムライス、まるごとのカボチャプリンなど……食卓で憧れの料理に向かい合い、少しずつ交流を深めていきます。
「ただ、作りたい」。春日さんに気持ちを受け入れてもらえてうれしかったと涙を流す野本さん。シーズン1では、野本さんが春日さんへの恋心に気づいたところで最終回を迎えました。