『春になったら』第6話 “カズマル”濱田岳vs“岸”深澤辰哉の人柄あふれるシーンに「痺れる」と反響

2月19日に放送されたドラマ『春になったら』第6話のストーリーをおさらいしつつ、今後の見どころに迫ります。(画像出典:関西テレビ『春になったら』公式Webサイト)

木梨憲武さん、奈緒さんが共演するドラマ『春になったら』(カンテレ・フジテレビ系)。2月19日に放送された第6話のストーリーをおさらいしつつ、SNSで話題のコメントとともに今後の見どころを紹介します。


>前回(第5話)のあらすじはこちら

春になったら
画像出典:関西テレビ『春になったら』公式Webサイト

第6話のあらすじ

自分たち父娘のせいで一馬(濱田岳)が芸人をやめ、龍之介(石塚陸翔)が家出する事態に責任を感じた瞳(奈緒)は、一馬との婚約を解消。人生ノートを書き終えた雅彦(木梨憲武)は瞳との別れに寂しさが込み上げる一方、婚約解消と聞いても手放しで喜ぶ気にはなれず。日に日に病状も悪化し、ついに職場にも自分が末期のすい臓がんであることを告白します。

一馬に会うことを控え、雅彦のことに専念する気でいた瞳の身体には異変が。助産院での仕事が忙しく夜勤明けで疲労していても眠れず、ある日、仕事中に倒れてしまいます。原因はストレスからくる炎症で1~2日入院することに。駆け付けた雅彦は、自分の意地のせいで瞳が1人で抱え込み、一馬との幸せを手放そうとしているのだと自覚。

本当は一馬のことが嫌いじゃないし、龍之介もかわいいと思っている雅彦。なぜ結婚に反対しているのかわからなくなったと言うと、瞳は「今さら」と笑って取り合わず。一方、瞳の親友・美奈子(三上愛)や伯母・まき(筒井真理子)は不器用で抱え込む瞳を案じ、何かできないかと相談。一馬は瞳の親友・岸(深澤辰哉)に遭遇し、「何があっても瞳ちゃんのお友達でいてあげてください」と頭を下げます。

そんな中、体調が落ち着き退院することになった瞳。迎えに来た雅彦とともに帰宅すると、待っていたのはサプライズの退院祝いパーティー。まき、美奈子、岸に加え、雅彦に呼ばれて一馬と龍之介もやって来ていました。「結婚話がなくなったら張り合いがないからな」とうそぶく雅彦でしたが、一馬と瞳、龍之介が3人で幸せそうに語らう姿を見て、安心したように穏やかな笑みを浮かべるのでした。

春になったら
画像出典:関西テレビ『春になったら』公式Webサイト

カズマルvs岸の対峙(たいじ)シーンが話題に

第5話ラストで口論になった雅彦と瞳。第6話ではため込んだストレスで倒れた瞳を目の当たりにした雅彦が、張っていた意地を曲げる展開に。ラストの「お父さん……ありがと」と口にした瞳に対し、雅彦がおどけて二指の敬礼で応え笑い合う姿には、父娘の絆と雪解けを感じ熱くこみ上げるものがありました。

また、車の中で一馬と岸が語り合うシーンでは、2人の優しさと瞳を大切に思う気持ちがしみじみと感じられる一幕が。一馬の足が地面に届かず車から降りられずにもじもじしていると、岸が荷物を預かろうと手助け。その後、無事に降りて「閉めまーす」「はい」と穏やかに会釈を交わし合った2人。

X(旧Twitter)では、「カズマルくんの動きかわいい」「素晴らしいし濱田さんらしいお芝居」「カズマルくんの人柄を表現した切なくも痺れるシーン」「カズマル引くの?って思ってからの『お友達でいてあげてください』は岸くん不憫すぎw」「岸くんを制するカズマル最高に笑った。車から上手く降りられないところも」などのコメントが寄せられています。

雅彦がサプライズで開いた退院祝いを機に一馬との関係を修復した瞳。穏やかな日々が戻った一方で、雅彦の病状は悪化の一途。できないことが増えていくことへの悔しさと不安を募らせた雅彦は、瞳が“結婚までにやりたいことリスト”に書き足した「お父さんと旅行に行く。もう一度」をかなえるべくキャンプへ行こうと提案し――。物語も後半戦、父娘が春になるまでをどう生き、過ごしていくのか目が離せません。

『春になったら』あらすじバックナンバー

第5話
第4話
第3話
第2話
第1話

この記事の筆者:地子給 奈穂
編集・ライター歴17年。マンガ、小説、雑誌等の編集を経てフリーライターに転向後、グルメ、観光、ドラマレビューを中心に取材・執筆の傍ら、飲食企業のWeb戦略コンサルティングも行う。  

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