『春になったら』第3話 結婚と父・木梨憲武の死で心が揺れる奈緒。「心にくるモノがあった」と感動の声

1月29日に放送されたドラマ『春になったら』第3話のストーリーをおさらいしつつ、今後の見どころに迫ります。(画像出典:関西テレビ『春になったら』公式サイト)

木梨憲武さん、奈緒さんが共演するドラマ『春になったら』(カンテレ・フジテレビ系)。1月29日に放送された第3話のストーリーをおさらいしつつ、SNSで話題のコメントとともに今後の見どころを紹介します。


>前回(第2話)のあらすじはこちら

春になったら
画像出典:関西テレビ『春になったら』公式サイト

第3話のあらすじ

旅行先の伊豆の海岸で、突然激しい痛みに襲われ倒れた雅彦(木梨憲武)。幸い持っていた痛み止めの薬で事なきを得るも、処方された薬が医療用麻薬であると知った瞳(奈緒)は動揺。事の重大さを痛感し、“結婚までにやりたいことリスト”を訂正。父のことを1番に考え、ガンの進行を遅らせたい一心で食事療法を始めようと意気込みます。

一方、一馬(濱田岳)はお笑い賞レース「D1グランプリ」に出場することに。雅彦を怒らせて生きることに執着させる作戦が失敗に終わったため、今度は正攻法で結婚を認めてもらおうと言い出します。そんな中、雅彦は“死ぬまでにやりたいことリスト”の1つをかなえるため、瞳を遊園地に誘います。

小さい頃に遊園地に連れていってやれなかったことが心残りだった雅彦。しかし当日、遊園地には瞳に誘われた一馬とその息子・龍之介(石塚陸翔)の姿も。一馬は雅彦に瞳とのなれそめを語り、「優勝して瞳さんを幸せにする」と宣言。仲むつまじい3人の姿を見て、雅彦には思うところがあった様子。

予選を通過し準々決勝に進んだ一馬。当日、瞳は助産師として出産の対応で会場に応援には行けず。一方、雅彦は仕事を休み、ネット配信で一馬の勇姿を見守っていました。しかし結果は敗退。お笑いをやめてちゃんとした仕事に就こうかと落ち込む一馬に対し、瞳は「今1番考えたいのはお父さんのこと。だから結婚のことはいったん待ってほしい」と告げます。突然の瞳の決断に、雅彦は「どゆこと?」と目を丸くするのでした。

春になったら
画像出典:関西テレビ『春になったら』公式サイト

瞳の葛藤と決断に涙……

助産師として新しい命と家族の誕生に幸せを見ながら、一方で死へと向かう父との別れに心を揺らす瞳。一馬と結婚し家族になりたい気持ちもあるけれど、今はたった1人の家族である父を1番に考えたいという葛藤と決断に思わず胸が詰まりました。

X(旧Twitter)では、「やりたいことリストの書き換えシーンは辛かったけど、出産シーンも見てて心にくるモノがあったな」「遊園地の帰り道に瞳がお父さんのことを振り返る目線のカットで私はもう(涙)」「D-1に向けて切磋琢磨で頑張るカズマルくんと龍ちゃんと瞳ちゃんめちゃくちゃ家族やん!って思ってたから余計に振り返ったお父さんが寂しくて寂しくて…」「親も子も、それぞれ人生があるんだよなって見せてくれるドラマだなぁ」などのコメントが寄せられています。

雅彦が“死ぬまでにやりたいことリスト”をかなえていくにつれ、死までのカウントダウンのようで辛さが募る瞳。第4話では、自分のことはさておきまずは雅彦の願いをかなえようと考え、やりたいことリストの「神(じん)に謝る」を実行すべく行動を開始します。一方、瞳との結婚を諦めきれない一馬は、あることを決意し――。予告動画では、瞳に片思いする親友・岸圭吾(深澤辰哉)のことを雅彦が気に入るシーンも。岸が物語においてどういう存在になっていくのか注目です。

『春になったら』あらすじバックナンバー

第2話
第1話

この記事の筆者:地子給 奈穂
編集・ライター歴17年。マンガ、小説、雑誌等の編集を経てフリーライターに転向後、グルメ、観光、ドラマレビューを中心に取材・執筆の傍ら、飲食企業のWeb戦略コンサルティングも行う。  

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