崎陽軒は『横浜市×崎陽軒「もったいない」を見直そう弁当3』を2024年2月21日~27日まで販売予定。生産工程で発生した規格外や余剰食材を活用したお弁当です。どのようなお弁当なのか紹介します(画像は全て提供)。
『横浜市×崎陽軒「もったいない」を見直そう弁当』について
『横浜市×崎陽軒「もったいない」を見直そう弁当』は、2022年6月に初めて誕生したお弁当。崎陽軒と横浜市資源循環局、良品計画 横浜事業部との取り組みの一環として発売されました。
第1弾では、「シウマイ弁当」などの生産工程で発生する規格外のサイズや形、余剰となってしまった食材などを活用し、3者で協議しながら「もったいない」を新たな形で見直しました。
当日製造で余った食材を活用してつくられたこのお弁当はレギュラー商品の製造後から作り始めるため、期間中の各日16:00から販売。連日完売するほど人気を博しました。
筆者も第1弾の「もったいない」を見直そう弁当を食べてみましたが、生産余剰分の「シウマイ」のあんをメンチカツにするなど、工夫をこらした内容でした。
パッケージには良品計画 横浜事業部が横浜市資源循環局と連携し、「脱プラスチック」に取り組んだ容器や箸などの包材が使われていました。崎陽軒が手掛けた懸け紙は、ナチュラルでシンプルなデザインで、印象に残っています。
2022年10月の第2弾では、崎陽軒の期間限定製品で使われていた食材の有効活用をテーマとし、環境にも味にもこだわったお弁当となりました。
第3弾は「世の中のもったいない」に注目
第3弾となる今回は、これまでのコンセプトを踏襲しつつ、新たに「世の中のもったいない」にも注目。少量しか取れないため市場に流通しなかった、刺身用の太刀魚フィーレを作る工程で出る端材「神奈川県産太刀魚のハラス」を横浜丸魚より仕入れ、ごはんが進む竜田揚げに使用します。ハラスは魚で1番脂ののった部位で、マグロでいえば大トロにあたるそうです。