All About ニュース編集部は9月5日~19日の期間、全国の10~70代の男女292人を対象に「崎陽軒のお弁当」に関するアンケート調査を実施。今回はその中から、「1番好きな崎陽軒のお弁当」ランキングの結果を紹介します(画像は崎陽軒提供。価格は2023年9月時点のもの)。
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第2位:「横濱チャーハン」
2位は「横濱チャーハン」(税込690円)でした。
「横濱チャーハン」は半世紀以上にわたり愛され続ける隠れた名品。昔ながらのヤキメシの面影が残る懐かしい風味と、パラッとした食感が人気のチャーハンが自慢のお弁当です。
チャーハンには海老とグリーンピースがトッピングされ、おかずは昔ながらのシウマイ(2個)、鶏のチリソース、筍煮、きゅうり漬け。崎陽軒のお弁当の中では手ごろな価格でコスパも評価されているようです。
回答者からは「チャーハンがパラパラでおいしいのが1番の理由です。またエビも入っていて焼売や鶏チリも食べられるのが本当に贅沢な気分になれて幸せです」(神奈川県/20代女性)、「結構ボリュームもあり、何よりチャーハンが美味しいので気に入っています」(東京都/10代女性)、「一番安いから」(山形県/30代女性)という声が上がっています。
第1位:「シウマイ弁当」
1位に輝いたのは「シウマイ弁当」(税込900円)でした。
日本一売れている駅弁といわれる「シウマイ弁当」。崎陽軒の看板商品・シウマイをメインとした横浜の幕の内風弁当として、1954年に誕生しました。
当時は、幕の内弁当の三種の神器とされていた「焼き魚、かまぼこ、玉子焼き」に加え、横浜名物のシウマイ、酒悦(しゅえつ=福神漬けを発明した東京の老舗)の福神漬け、横浜蒲鉾の三名品が入っていました。
現在は、俵型ご飯(小梅、黒胡麻)、昔ながらのシウマイ(5個)、鮪の漬け焼、蒲鉾、鶏の唐揚げ、玉子焼き、筍煮、あんず、切り昆布&千切り生姜という内容になっています。シウマイだけでなく、筍煮など脇役のおかずも根強い人気があります。
回答者からは「やっぱり定番のシウマイ弁当がなんだかんだ言って美味しいし安心する」(兵庫県/30代女性)、「昔からある食べなれた弁当で間違いない」(埼玉県/50代男性)、「付け合わせにある筍の甘辛煮が地味に好きで、ご飯が止まらなくなります」(東京都/20代女性)という声が上がっています。
※回答者コメントは原文ママです
※価格は2023年9月時点のもの
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この記事の執筆者:田辺 紫 プロフィール
神奈川県在住コピーライター。2001年2月より総合情報サイト「All About」で横浜ガイドを務める。2009年4月、第3回かながわ検定 横浜ライセンス1級取得。「横浜ウォッチャー」として、ブログ、SNSを運営。