“絶対的エース”和久田アナ産休でNHK人事に注目。大抜てきとなった副島萌生アナ、星麻琴アナの実力は?

NHKが、2024年春からの番組の新年度改定を発表し、代表的なニュース番組のキャスターの変更を発表しました。この記事では、その中から副島萌生アナ、星麻琴アナに注目して魅力を紹介します。

NHKが大胆にキャスター変更……副島萌生アナ、星麻琴アナの実力は?
NHKが大胆にキャスター変更……副島萌生アナ、星麻琴アナの実力は?
NHKが、2024年春からの番組の新年度改定を発表しました。新番組の発表などがありましたが、中でも注目を集めたのがアナウンサー人事です。

同局を代表する『NHKニュース7』(NHK総合、以下同)は、春から産休入りする和久田麻由子アナに代わって、平日キャスターを副島萌生アナが担当。『ニュースウオッチ9』は新たに星麻琴アナが務め、現在担当している林田理沙アナは『サタデーウオッチ9』異動します。

林田アナはこれまで、『ブラタモリ』のアシスタントで人気を集め、『NHKニュース7』『ニュースウオッチ9』で活躍。すでにNHKを代表する番組に出演し、知名度も抜群です。

そこで、この記事では今回のアナウンサー人事で、改めて注目を集めそうな、副島萌生アナ、星麻琴アナの魅力について、元テレビ局スタッフの筆者が紹介していきたいと思います。

副島萌生アナに感じる、王道のNHK女性アナウンサーの系譜

さて、今回のアナウンサー人事は、エースである和久田アナの産休入りがあることでかなり大掛かりに異動が行われたと思われます。和久田アナは説明不要なほどに知名度抜群で、現在のNHKを代表するアナウンサーだと言えるでしょう。

その和久田アナの後任となる副島アナですが、NHKには2015年に入局。青森出身で大分放送局、名古屋放送局を経て現在は平日の『NHKニュースおはよう日本』(以下『おはよう日本』)で、キャスターを担当しています。東京では『サタデースポーツ』『サンデースポーツ』にてキャスターを担当し、スポーツの知識が豊富なアナウンサーとして人気です。
 
そんな副島アナの魅力は安定したアナウンス技術と、ショートカットで爽やかなビジュアル。朝のニュース番組『おはよう日本』にもピッタリの好感度が高いアナウンサーで、X(旧Twitter)には、朝の時間帯に副島アナを見られなくなることを惜しむ声が多く寄せられました。

副島アナ、糸井アナの加入で『NHKニュース7』に変化を期待

今回、メインとなるキャスターとして挑戦する『NHKニュース7』ですが、注目度も高くNHKを代表するニュース番組の1つに数えられています。平日版では武田真一アナ、鈴木奈穂子アナなど有名なアナウンサーが歴代キャスターを務め、出演者は一気に知名度を獲得することに。

副島アナは、『おはよう日本』ではサブキャスターポジションだったことを考えると、今回は大抜てきの人事だと言えるでしょう。筆者がテレビ関係者から聞いた話では、副島アナは先輩である鈴木奈穂子アナに近い雰囲気を持っているそう。全国の幅広い世代が見るニュース番組『NHKニュース7』に出演することで、一気に人気が爆発する可能性を秘めています。

それに、副島アナからは王道のNHKらしいアナウンサーの素質も感じられます。民放テレビ局に比べより幅広い世代が視聴し、番組にも大きな責任が伴うNHK。それだけに、出演するアナウンサーには清潔感や爽やかさなど、万人受けする雰囲気が大切です。副島アナにはどれもがしっかり当てはまり、まさに「ポスト和久田麻由子」を担える逸材ではないかと感じます。

また、共演する糸井羊司アナは、エム・データが発表した「2023年上半期TV番組出演ランキング」にて、出演回数594回でアナウンサー・キャスター男性部門の1位を獲得しています。『正午のニュース』『ニュースLIVE!ゆう5時』に出演するほか、『映像の世紀 バタフライエフェクト』ではナレーションを担当。気象予報士の資格を持ち、熱烈な鉄道ファンというユニークな一面も持っています。

今回の人事の会見でも、糸井アナは「ニュースにこれまで以上に人間味を出していきましょう、ということなのではないか」と自身の起用を考察。大胆に『NHKニュース7』が変わる可能性があり、期待が持てるキャスター交代になりそうです。
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サラブレッド・星麻琴アナの魅力は?
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