土屋アンナ、子育ては「自分が産んだ子か、よその子かは関係ない」「嫌がられてもきっぱり言う!」

アーティスト、モデル、俳優として活躍しながら、4人の子を持つ母親でもある土屋アンナさん。ワーママたちの憧れ的存在の彼女も、子育てで悩むことはあるのでしょうか。

2月から舞台『SaGa THE STAGE~再生の絆~』に出演

The Sagaでの土屋アンナさん
舞台『SaGa THE STAGE~再生の絆~』で演じる2役のうち、リアルクィーンに扮する土屋さん。(C) SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved. ILLUSTRATION: TOMOMI KOBAYASHI (C) SaGa THE STAGE Re;univerSe
2月には舞台『SaGa THE STAGE~再生の絆~』に出演し、“洗い流す”立場となる土屋さん。彼女にとって俳優業とは、どういうものでしょうか。
 
「人間って、生まれてから出会う人たちや環境に影響されながら創られていくものだと思うけど、まだ自分でも気づかない、秘めたものはいっぱいあると思います。私にとってモデルや演技は、そういう“自分探しの楽しい旅”みたいなもの。演技をするごとに、私にはこんな部分があったんだ、と発見があります。

今までやったどの役の中にも、自分は入っていますよ。『下妻物語』(2004年)の時には(ヤンキー少女の役が)“まんまだよ”と言われたけど(笑)、絶対“まんま”なわけなくて、話す言葉も違うし、キャラクターの生活と私の生活は絶対違う。でも、そんな中にも同じ悲しみや喜びがあって、“私もそうかもしれない”と思える部分がありました。人は大人になるにつれ、どこか鎧をつけて社会を生きぬくものかもしれないけれど、私にとっては演技をすることで、“私ってこういう人間なのかもしれないな”とはっとさせられる。そういう意味で毎回刺激を受けています。
 
『SaGa THE STAGE~再生の絆~』も、まだまだ未知の世界ですが、今回、私を選んでくれたということは、役と私に共通点があるだろうと思って誘ってくださったと思っています。

2役演じるのですが、私の勝手な想像では、1つは、子ども愛にあふれた、愛情の塊のようなモンスター。そしてもう1つは、自分が従えている、守らなければいけないものたちのために戦うモンスター。強いだけではない個性を、私も持っていると見抜いてくれたのかなと思ったので、“かっこいい”“怖い”みたいな単純なものではなく、もっと深い、見方によっては“モンスターに見えない”一面みたいなものが出てきたら面白いなと思っています。ディープな2役にしていきたいですね。歌も歌う予定です。

ミュージカルもやってみたらって? やっちゃいますか(笑)。これまでもお話はあったんですが、自分のライブと重なったりして、なかなかタイミングが合わなかったんですよ。でも観るのも好きだし歌で表現するのも好きだから、ミュージカルもやりたいです。

声域はけっこう広い方ですが、たぶんライブとは違う声の出し方だと思うので、一生懸命やらせていただきます。生きているうちに、いろんな声の出し方を習得したいですね。一度の人生、精一杯楽しみたいです!」

公演情報

舞台制作発表での土屋アンナさん。
舞台『SaGa THE STAGE~再生の絆~』製作発表にて。土屋さん(前列左)はキャスト、クリエイターたちと意気込みを語った。(C) SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved. ILLUSTRATION: TOMOMI KOBAYASHI (C) SaGa THE STAGE Re;univerSe
「サガ」シリーズ35周年記念公演『SaGa THE STAGE〜再生の絆〜』2月22~25日=サンシャイン劇場、2月29日~3月3日=サンケイホールブリーゼ
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