土屋アンナ、子育ては「自分が産んだ子か、よその子かは関係ない」「嫌がられてもきっぱり言う!」

アーティスト、モデル、俳優として活躍しながら、4人の子を持つ母親でもある土屋アンナさん。ワーママたちの憧れ的存在の彼女も、子育てで悩むことはあるのでしょうか。

いつか子どもが困るから「言うべきこと」は言う

土屋アンナさん
人を巻き込むのが得意だという土屋さん。子どもたちが豊かな人生を送れるよう、子育てにも大勢の友人知人たちを巻き込み、力を借りてきたのだそう。Photo by Marino Matsushima
常に明るくポジティブに見える土屋さんですが、子育てで壁にぶち当たることはないのでしょうか。
 
「ありますよ、もちろん!(笑)でもね、日々ニュースを見ていると、自分はありがたいことにご飯も食べられるしあたたかい家もあるけど、世界にはそうじゃない人がたくさんいることが分かって、自分の悩みなんて屁でもないんだな、と思えるんです。

戦争経験者の祖母がしてくれた、花火の音が空襲の音に聞こえるとか、7歳で火の海の中を逃げまどっていたという話を思い出しても、自分より大変な思いをしている人、つらい人は世の中にたくさんいて、もっと助け合いたいな、だったら今、目の前にある壁も乗り越えなくちゃ、という気持ちになります。
 
とは言え、子育てはそんなに簡単なものではなくて、最近だと、子どもの意志を殺さずに、説得するのが難しいな~と感じます。

例えば、小さい子にとって、自分のモノを持つことは、すごく大きなことじゃないですか。いったん“私のモノ”になったらそれは“絶対私のモノ”。大人から“きょうだいに貸してあげなさい、分けなさい”と言われても納得できないですよね。

そんな時、親は面倒くさいからもう1つ買い与えてしまいがちだけど、そうじゃなくて、本当は彼、彼女の中に、シェアする気持ちを芽生えさせなくちゃいけない。“何でも分け与えられる人になりなさい”とは言っているけど……なかなか難しいです(笑)。
 
でも、親が言ってあげなければ、大きくなった時にその子自身が困ったり、つらい思いをすると思って、どういうふうに言ったら受け入れられるか、いまだに学びながら、悩みながらやっています。“食べものを残さない”ということを伝えたかったら、“〇〇ちゃん、食べ物はこういう理由で、粗末にしちゃいけないんだよ。お腹いっぱいになりそうだったら、食べられるだけとることにしよう。とったら全部食べようね”みたいに、なるべく言葉を尽くすようにしています」
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思春期の子育ては難しい
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