土屋アンナ、子育ては「自分が産んだ子か、よその子かは関係ない」「嫌がられてもきっぱり言う!」

アーティスト、モデル、俳優として活躍しながら、4人の子を持つ母親でもある土屋アンナさん。ワーママたちの憧れ的存在の彼女も、子育てで悩むことはあるのでしょうか。

土屋アンナさん
どんな質問にも目を輝かせながら、フレンドリーに、真剣に答えてくれた土屋アンナさん。Photo by Marino Matsushima
アーティスト、モデル、俳優として活躍しながら、4人の子を持つ母親としても奮闘中の土屋アンナさん。

ワーママたちの憧れ的存在でもある彼女にも、子育てで壁にぶち当たる時はあるそうです。そうなった時の対処法は? 根底にある人生観も含め、気さくに語ってくれました。

「みんなで子どもを育てる」本能があるはず

土屋さんが最近“気になっている”のが、子連れで公共の乗り物を利用する時の、親の肩身の狭さ。特に都市部では切実な問題としてSNSでもしばしば議論されていますが、土屋さんは、今の日本では“ある種の本能”が失われているのかもしれない、と語ります。
 
「子どもが声を出すと周りの大人たちに嫌~な顔をされる、とよく聞くけど、“自分の子じゃないから声を出すのも許せない”社会ってどうなのかなと思うんですよね。自分の子じゃなくても、命あるものをみんなで育てていこう、というふうに思えたらいいのに。これからこの社会を作っていく、大切な存在として。
 
以前、パラオに行った時に、レストランに入って子どもたちに静かにするよう言っていたら、周りの大人たちがニコニコしながら“いいよいいよ、子どもは元気なものなんだから”と言ってくれて。子連れに対する空気が大らかでウェルカムで、すごく印象に残っています。
 
大人たちには、自分に子どもがいなくても子どもたちをあたたかい目で見守ったり、お母さんに手を貸してあげてほしいです。たぶん、人間は本来、そういう本能を持っているけど、今の日本では“家族=家の中だけ”みたいなイメージが強くて、考え方が狭くなってしまっているのかな。

でも、昔は“ご近所さん”が機能していて、一瞬目を離した隙に子どもが走っていっても“こっちにいるよ”と声をかけてくれたり、危ないことをしている子には叱ってくれるおじちゃん、おばちゃんがたくさんいたと言いますよね。そういう存在があれば、自分の親がそばに住んでいないママたちもどれだけ気が楽になるだろう、と思います。
 
私自身、子育て中だけど、よその子にも自分の子と同じように接するようにしています。今朝も子どもを送っていったら、(保育園で)よその子に、“行かないで~”って抱きつかれちゃった(笑)。うちの子の友だちが家に遊びにきたら、自分が産んだ、産まないは関係なく、いいものはいい、ダメなものはダメ、と言いますね。私の方が体が大きい分、この子たちを守らなきゃ、と思うから、嫌がられても言うべきことははっきり言います。かわいくないことを言い返してくる子もいますけど、“〇〇ちゃん言葉遣い悪いね”と言って、負けない(笑)」
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