「ホテル虎ノ門ヒルズ」は東京ど真ん中のオーベルジュ!? ミシュラン星付きシェフの味を食べてきた

ドキドキが止まらない刺激的なメニュー

開業前に行われた試食会で、その世界を味わってきました。  メニューは色使いから食材のカット、盛り付け、あらゆる要素がアートのよう！ 「よく混ぜてお召し上がりください」という言葉とともにサーブされるのですが、「混ぜてしまうのが惜しい」「混ぜたらどんな味になるのか想像もつかない」というドキドキ感が各お皿にもれなくついてきます。

意を決して混ぜ口へ運ぶと、想像とは違った新鮮な味わいと、ソースの最後の1滴まで逃したくないおいしさが訪れました。 

ホテル虎ノ門ヒルズの“食”を監修！ セルジオ・ハーマンシェフ

セルジオ・ハーマンシェフは10代の頃、家族で経営していたオランダ・スロイス地方にあるレストランでシェフとしてのキャリアをスタート。両親からレストランを受け継ぎ、2005年にはミシュランの3つ星を獲得。「世界のベストレストラン50」にも8年間ランクインし続け、オランダの地方都市にあるレストランを頂点へ押し上げた人物です。

ホテル虎ノ門ヒルズのレストランは、彼の手掛けるレストランブランド「ル・プリスティン」のベルギー・アントワープ本店に続く2号店。さらにホテルの朝食やルームサービスを含むホテル虎ノ門ヒルズの“食”全てを監修しているというのですから、ル・プリスティンにかけるホテル全体の並々ならぬ思いがうかがえます。価格は4コース1万7000円～（15％サービス料別）。
 
オフィス街にあるスタイリッシュな都会的なホテルでありながら、宿泊施設を備えたレストラン＝オーベルジュにもみえるホテル虎ノ門ヒルズ。東京にまた新しい趣向のホテルが誕生しました。
この記事の執筆者：藤丸 由華 プロフィール
東京のラジオ局のアナウンサー時代を含め約30年、東京にこだわった取材を敢行。取材した都内のスポットは2000以上。2008年に独立し、現在はAll About東京ガイド、フリーアナウンサー、2足のわらじで活動。