毎回たった30分で完売! 品川駅限定“厚さ3.5センチ”「いちごバターサンド」を食べてみた

「ねんりん家」「東京ばな奈ワールド」など東京土産を生み出してきたグレープストーンが、今度はいちごにこだわったショップをリニューアルオープン。1日2回“時間限定販売”のバターサンドが、毎回30分で売り切れてしまうと話題になっています。

新幹線の発着駅でもあるJR品川駅。その中央改札口を入ってすぐ見えてくるのが、ビビッドな赤がひときわ目を引くスイーツブランド「VERY RUBY CUT(ベリールビーカット)」です。 
エキュート品川のVery Ruby Cut
エキュート品川にリニューアルオープンした「VERY RUBY CUT」
「VERY RUBY CUT」は、「ねんりん家」「東京ばな奈ワールド」といったおなじみの東京土産を作り出したグレープストーンの1ブランドで、品川駅の駅ナカ施設・エキュート品川にしかないショップ。

2023年10月にコンセプト新たにリニューアルオープンを果たしましたが、1日2回“時間限定販売”のバターサンドが、毎回30分で売り切れてしまうという事態になっているのです。
 

厚さ3.5センチ! 1つ食べればケーキ1つ分の満足感!

ブランドのコンセプトは、「いちごの魅力を料理する、いちごスイーツ専門店」。

いちごという誰からも愛されるフルーツを主役に、世界中から旬のものを選りすぐって老若男女問わず楽しめるお菓子を作り上げています。 
いちごバターサンド
極厚な「いちごバターサンド」
中でもブランド側が「まず初めに味わっていただきたい」とすすめ、瞬く間に人気者になったのが、極厚バターサンド「いちごバターサンド(3個入、税込1620円)」です。

ショップの開店時刻8時と17時にだけお店に並ぶ時間限定品。

箱を開けるとなんともかわいらしい凝った花形のクッキーが現れます。そこにサンドされているのは、バタークリームと、実の中まで赤く熟すカマロッサ種いちごの果肉をいちごのピューレで煮込んだコンフィチュールジュレのミックス。

濃厚なバタークリームと、スッキリとしたフルーツらしい味わいのいちごのコンビネーションが抜群で、完食するとケーキ1つ食べたぐらいの満足感を得られました。
 
そして眼を見張るのはその分厚さ! 3.5センチもあり、マルセイバターサンドや小川軒のレイズン・ウィッチに慣れ親しんできた世代には、この“映え”感も新鮮で刺激的です。 
 

日持ちする「いちごミルクサンド」も注目

「いちごバターサンド」は各時間約50個用意しているそうですが、あっという間、遅くとも30分以内に完売となるそう。

でも、ご安心ください。「いちごバターサンド」は要冷蔵で日持ちは購入日含め2日と短いのですが、ショップには常時用意されていて日持ちもするサンド「いちごミルクサンド(5個入、税込1188円)」もあります。
いちごミルクサンド
秘伝の製法でこのルックスを実現! 「いちごミルクサンド」
こちらは真っ赤な果肉と香り高い甘さが特徴のイタリア産サブリナいちごをコンフィチュールにし、練乳ミルクを滑らかに練り上げたホワイトショコラとミックス。

本来なら混ぜるとマーブル模様になってしまうそうですが、秘伝の製法で赤と白がしっかり分かれていて、こちらもポップな“映える”スイーツになっています。しっとりとしたクッキーも印象的で、いちごバターサンドよりボリュームは控えめです。
クッキーやチーズケーキなども
バターサンド以外にもクッキーやチーズケーキなどがお目見え

専門店の登場などで令和を代表する人気スイーツになったバターサンド。まだまだその熱は冷めず、これからもあの手この手で個性的な逸品が登場し、私たちを楽しませてくれそうです。


VERY RUBY CUT(ベリールビーカット)
場所:JR東日本 品川駅構内「エキュート品川」内
営業時間:8:00~22:00(日祝8:00~21:00)

 

この記事の執筆者:藤丸 由華 プロフィール
東京のラジオ局のアナウンサー時代を含め約30年、東京にこだわった取材を敢行。取材した都内のスポットは2000以上。2008年に独立し、現在はAll About東京ガイド、フリーアナウンサー、2足のわらじで活動。

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