All About ニュース編集部は10月3日〜12月5日の間、全国の10〜60代の男女261人を対象に、「2010年以降放送の朝ドラ(NHK連続テレビ小説)」に関するアンケートを実施しました。今回はその結果から、演技がうまいと思う2010年以降放送の朝ドラヒロインランキングを発表します。
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2位:安藤サクラ『まんぷく』2018年後期
2位は、『まんぷく』で主演を務めた安藤サクラさん。さまざまな失敗を乗り越えて「インスタントラーメン」の発明にたどりつく夫婦の成功物語では、長谷川博己さんが演じる立花萬平の妻・今井福子役を演じ、夫の才能を信じて献身的に尽くす姿が視聴者を魅了しました。回答者からは、「いつも自然体で力が抜けていて、演技なのか地なのか分からないようなつかみどころのなさが好きです。映画界、ドラマ界を引っ張っていく本格派の女優さんだと思います(40代女性/埼玉県)」「良妻賢母のイメージがよかった(40代男性/岩手県)」「安藤さんならではの間や雰囲気があって、物語に深みが出る気がするから(40代女性/静岡県)」「若い時から歳をとるまでの演技に、自然に入り込めたから(30代女性/愛媛県)」などのコメントが寄せられました。
1位:深津絵里『カムカムエヴリバディ』2021年後期
1位は、上白石萌音さん、川栄李奈さんとの3人のヒロインがリレーする異例の構成が話題となった『カムカムエヴリバディ』で、2代目ヒロインを務めた深津絵里さん。当時48歳の深津さんが18歳の大月るい役を違和感なく演じ、るいの素朴なキャラクターが視聴者を魅了しました。回答者からは、「いるだけそのシーンがふわふわ浮いた感じしなくなり、地に足のついたついたシーンになる演技力と存在感(40代女性/三重県)」「3人のヒロインが描かれる中で2人目として登場されましたが、1人目のヒロインの演技を邪魔しない自然な演技に凄みを感じました(40代女性/香川県)」「物語がガラリと変わる時代の主役を、全く違和感なく演じていて、さすがの演技力と感心したから(30代女性/埼玉県)」「一人で若い女の子からおばあちゃんまで演じたのがすごいと思います。演技が素晴らしすぎて、途中から役の『るい』にしか見えなくなりました。お母さんと再会した時の表情が本当に憑依しているみたいで圧巻でした(30代女性/栃木県)」などのコメントが寄せられました。
※回答者のコメントは原文ママです
この記事の筆者:福島 ゆき プロフィール
アニメや漫画のレビュー、エンタメトピックスなどを中心に、オールジャンルで執筆中のライター。時々、店舗取材などのリポート記事も担当。All AboutおよびAll About ニュースでのライター歴は5年。