All About ニュース編集部は10月3日〜12月5日の間、全国の10〜60代の男女261人を対象に、「2010年以降放送の朝ドラ(NHK連続テレビ小説)」に関するアンケートを実施しました。今回はその結果から、「脚本が良かったと思う2010年以降放送の朝ドラ」ランキングを発表します。
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2位:『らんまん』2023年前期
2位は、神木隆之介さんが主演、ヒロインを浜辺美波さんが務めた『らんまん』。高知県出身の植物学者・牧野富太郎の人生を描いたオリジナルストーリーは、劇作家としても活躍している長田育恵さんが脚本を手掛けました。回答者からは、「史実を元にうまいアレンジが加わっていて、主人公の人生の中で起こったことで特に重要だったところをわかりやすく表現されていたから(40代男性/東京都)」「名セリフに泣かされた(50代女性/岡山県)」「伏線が綺麗に回収された(30代女性/山形県)」「15分があっという間に終わる充実した内容を半年続ける構成力がすごいと思った(40代女性/神奈川県)」などのコメントが寄せられました。
1位:『あまちゃん』2013年前期
1位は、のん(能年玲奈)さんが演じる高校生の主人公・天野アキが東北・北三陸を舞台に海女さんを目指し成長する姿を描く『あまちゃん』でした。『池袋ウエストゲートパーク』『木更津キャッツアイ』(TBS系)など数多くの人気作品を生み出した脚本家・宮藤官九郎さんが脚本を手掛けています。回答者からは、「声を出して笑ってしまうほど面白いシーンが沢山あったからです(30代女性/福井県)」「とにかく面白かった。朝から笑ったり、泣いたりが一番あったドラマだった(40代女性/神奈川県)」「宮藤官九郎の脚本の爆発力を感じました。東日本大震災の悲劇に見舞われながらもたくましく成長していく主人公の姿を軽妙さも交えながら鮮やかに描いた脚本は秀悦だったと思います(40代女性/埼玉県)」「主人公のアキを含む村の住人たちは、複雑で魅力的なキャラクターとして表現され、視聴者は彼らの喜びや苦悩に共感しました(40代男性/岐阜県)」などのコメントが寄せられました。
※回答者のコメントは原文ママです
この記事の筆者:福島 ゆき プロフィール
アニメや漫画のレビュー、エンタメトピックスなどを中心に、オールジャンルで執筆中のライター。時々、店舗取材などのリポート記事も担当。All AboutおよびAll About ニュースでのライター歴は5年。