『どうする家康』松本潤着用の甲冑がモデルのプラモニュメントも! 静岡市の観光スポット&名物グルメ

いよいよ最終回を迎えるNHK大河ドラマ『どうする家康』。家康公ゆかりの地の1つである静岡市は、今観光客が増えています。大河ドラマファンならぜひ訪れたい観光スポットやあわせて楽しみたい名物グルメを紹介します。

地味だけどすごい! 歴史的発見の地「駿府城公園」

駿府城天守台発掘調査現場
駿府城跡天守台発掘調査現場。案内看板があり、時代によって石の積み方が変わるのが分かる
プラモニュメントを見たら、そのまま駿府城公園へ。ここは家康公が築いた駿府城の本丸と二ノ丸の跡を整備した公園です。2016年から天守台(天守の下の石垣づくりの土台)の発掘調査がおこなわれると、歴史的発見が相次ぎ話題になりました。

まず、慶長期の天守台は江戸城よりも大きかったことが明らかに。また同じ発掘現場内には、天正期の豊臣政権下の天守台跡も見つかり、2つを比べると、数十年のうちの技術の進化がよく分かります。

家康に会いにゆく!「静岡市歴史博物館」

静岡市歴史博物館
まるで工事中のような静岡市歴史博物館。発掘調査で見つかった道は長さ33×幅2.7メートル
2023年1月にオープンした新スポット「静岡市歴史博物館」。歴史博物館というと、なんとなく小難しいイメージがあるかもしれませんが、ここはイラストや映像を多用した最新鋭の展示スタイルが特徴。キャッチコピーはずばり「家康に会いにゆく」。楽しみながら家康公についての知識を深められます。

ちなみに1階がまるで工事中のようになっているのですが、これは建設工事前の発掘調査で見つかった戦国時代の城下町の道の一部と石垣の遺構です。貴重な遺構なので、設計を変更し、あえてそのまま残すことにしたのだそう。3階の展望ラウンジからは、天気がよければ素晴らしい富士山が望めるので、こちらもぜひ。
次ページ
絶対食べたい「静岡市グルメ」を一挙紹介!
Lineで送る Facebookでシェア
はてなブックマークに追加

編集部が選ぶおすすめ記事

注目の連載

  • ここがヘンだよ、ニッポン企業

    親を就活に巻き込むオヤカク、オヤオリ…“学校化”が進む企業に忍び寄る「毒ハラ」とは?

  • 「港区女子」というビジネスキャリア

    「港区女子=事業資金集め」という選択肢。昼は不動産営業、夜は港区ラウンジ嬢だった30代女性の現在

  • ヒナタカの雑食系映画論

    草なぎ剛主演映画『碁盤斬り』が最高傑作になった7つの理由。『孤狼の血』白石和彌監督との好相性

  • 世界を知れば日本が見える

    もはや「素晴らしいニッポン」は建前か。インバウンド急拡大の今、外国人に聞いた「日本の嫌いなところ」