舞台「鬼滅の刃」で新・竈門炭治郎役! 阪本奨悟「人間と鬼の死闘は“全集中”で表現しています」

圧倒的な人気を誇る『鬼滅の刃』舞台版の魅力とは? 最新作の東京公演開幕を前に、今回から新たに主人公・竈門炭治郎を演じる阪本奨悟さんが、舞台版の手応えを熱く語ってくれました!

全編を通して激レアな“変装”も楽しんでいます

4作目となる今回は“遊郭”がテーマ。これまでのエピソードにはないポイントが満載となりそうです。

「“遊郭”という世界が舞台になっているのが、1つのポイントです。舞台セットも遊郭を意識した作りで、それが縦横無尽に移動したりするので、面白く御覧いただけると思います。

全編を通じて唯一、炭治郎たちが隊服を脱ぎ、“変装”して任務にあたるのも見どころです(笑)。『鬼滅の刃』の魅力の一つに、コミカルな要素があると思いますが、ここはそのコミカル感が描けるところなので、楽しんでやっています。女の子になりきれていないけど、それくらいのほうが、炭治郎らしさが出て、かわいいかなと思っています。
竈門炭治郎、遊郭バージョン
舞台『鬼滅の刃』其の肆 遊郭潜入 竈門炭治郎(阪本奨悟)©吾峠呼世晴/集英社 ©舞台「鬼滅の刃」製作委員会
もう1つ、この作品で大きな核になっているのが、“きょうだい”というテーマ。炭治郎と禰󠄀豆子、(鬼の)妓夫太郎(ぎゅうたろう)と堕姫(だき)という2組のきょうだいが、ドラマティックなコントラストを見せているんです。ストーリーが進むにつれ、感慨深いものを感じていただけると思います」
次ページ
舞台上で「死闘」はどう表現される?
Lineで送る Facebookでシェア
はてなブックマークに追加

編集部が選ぶおすすめ記事

注目の連載

  • 世界を知れば日本が見える

    日本にとっても他人事ではない「中国スパイ」の脅威。フィリピン元市長の「なりすまし事件」から考える

  • どうする学校?どうなの保護者?

    【変化するPTA】学校に頼らない「PTA会費」の集め方はなぜ大事? 保護者以外からも“寄付”が可能に

  • ヒナタカの雑食系映画論

    『きみの色』がもっと尊くなる5つのポイント。あえてストレスを避けた「選択を肯定する物語」である理由

  • 海外から眺めてみたら! 不思議大国ジャパン

    日欧の「給食指導」比べてみたら……日本は「周りに迷惑をかけない食育」になっていないか?