『うちの弁護士は手がかかる』出演の平手友梨奈、俳優としての魅力は? 欅坂46時代からの表現力に注目

人気ドラマ『うちの弁護士は手がかかる』に出演し、俳優として進化を続けている平手友梨奈さん。その魅力を、過去の作品も紹介しながら元テレビ局スタッフが徹底解説します。(サムネイル画像出典:『うちの弁護士は手がかかる』公式Xより)

数々の話題作に“キーパーソン”として出演

その後、2020年1月23日にグループを脱退すると、『ドラゴン桜 第2シリーズ』(TBS系)の岩崎楓や、映画『さんかく窓の外側は夜』のヒロイン・非浦英莉可、さらに『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』ではヒロインの佐羽ヒナコを演じました。
  平手さんは、ヒナコを演じたことで新たな魅力を発揮することになります。ヒナコは車椅子生活をしている少女で、過去に両親を何者かに殺され心を閉ざした少女。車椅子での演技をするだけでも難しいのですが、平手さんは目線や表情を作り込み、しっかりと原作漫画のヒナコに負けない魅力的なキャラクターを作り出しました。

後半には、ヒナコがそれまでたまっていた怒りや憎悪を解放するシーンがありますが、この映画の最大の見どころと言っていいほど迫真の演技を見せています。

アイドル時代の経験を生かし、『六本木クラス』のヒットに貢献

そして、まだ記憶に新しいドラマ『六本木クラス』(テレビ朝日系)では、ヒロインの麻宮葵を担当します。葵はIQ162の天才的な頭脳を持つ人気インフルエンサーで、性格はクールで自己中心的な曲者。その上で、容姿端麗、頭脳明晰(めいせき)、運動神経抜群というスーパースターに描かれます。

クールなビジュアルだけでなく、これまでトップアイドルを務めた経歴も存分に生かされ、平手さんのハマり役となりドラマのヒットに貢献します。
  平手さんの俳優としての魅力は、その役に憑依したような表現ができるところです。アイドル時代にさまざまな楽曲でセンターを務めた経験が生かされ、まさに平手さんならではの魅力になっています。
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『うちの弁護士は手がかかる』では新たな挑戦も
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