『うちの弁護士は手がかかる』出演の平手友梨奈、俳優としての魅力は? 欅坂46時代からの表現力に注目

人気ドラマ『うちの弁護士は手がかかる』に出演し、俳優として進化を続けている平手友梨奈さん。その魅力を、過去の作品も紹介しながら元テレビ局スタッフが徹底解説します。(サムネイル画像出典:『うちの弁護士は手がかかる』公式Xより)

約54年ぶりに復活した「金曜9時枠」で放送中のドラマ『うちの弁護士は手がかかる』(フジテレビ系)は、視聴率も右肩上がりで好調をキープしています。

主演はムロツヨシさんが担当していますが、ヒロインとして大活躍しているのが平手友梨奈さん。元トップアイドルの平手さんは常に動向が注目され、俳優として参加する作品はどれも話題を集めます。進化を続け抜群の表現力を見せている平手さんについて、元テレビ局スタッフの筆者が俳優としての魅力を紹介していきます。

アイドル時代からの圧倒的カリスマ性

ご存じの読者も多いと思いますが、平手さんは女性アイドルグループ・欅坂46の元メンバーとして有名です。グループでは絶対的なセンターとして活躍し、2017年に放送された『第68回NHK紅白歌合戦』での全身全霊のパフォーマンスでも注目を集めました。
 
筆者は、平手さんのデビュー当初から仕事で関わりがあり、アイドルとしての彼女も見ていますが、その頃からカリスマ的な雰囲気を漂わせていたことを覚えています。アイドルとしての活動には賛否両論があったものの、ステージに立てばファンだけでなく、メンバーやスタッフも平手さんに注目。表現者として、早い時期から高い可能性を感じさせていました。

『響-HIBIKI-』で映画初出演。俳優としても注目を集める

そんな平手さんが個人で俳優として本格的に始動したのは、2018年9月14日に公開された映画『響-HIBIKI-』。映画初出演にして初主演という期待をかけられた作品で、まだ幼さの残る平手さんは、天才女子高生小説家の「鮎喰響」を演じます。
 
響は天才的な文才を持つカリスマ性を見せながら、破天荒な一面を持ち合わせるヒロイン。正直、映画初出演で演じるのは難しいトリッキーな役でしたが、平手さんは響を丁寧に表現し高い評価を獲得します。同作では「第42回日本アカデミー賞」の新人俳優賞などを受賞。俳優として一気に注目を集めることになりました。
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グループ脱退後も数々の話題作に出演
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