#26のテーマは2023年にデビューした注目のボーイズグループについて。その中でもSMエンターテインメント(以下、SM)から数年越しにお披露目された新7人組グループ「RIIZE」をフィーチャー。すでに今後のK-POP界の“主役”になるオーラを感じる彼らの魅力について語ります!
【前回の記事「私たちが「NewJeans」に“ザワつく”理由」(#25)はこちら】
2023年にデビューした注目のボーイズグループ
編集担当・矢野(以下、矢野):今回は僕からテーマをリクエストさせていただきました。ぜひ、今すぐRIIZEについて語りたいです!と。新曲『Talk Saxy』も出たばかりで、一番目が離せないグループだと思っています。
K-POPゆりこ(以下、ゆりこ): 「ウェルカムです!」と即答しましたね。私もとても気になっているグループだったので、むしろこちらからご提案しようと思っていたところでした。加えてBOYNEXTDOOR(以下、ボネクド)やZEROBASEONE(以下、ゼべワン)など2023年デビュー組のボーイズグループはそれはもうキラッキラで前途有望すぎる。
矢野:僕もその2組は知っていて、曲もバッチリ聞いています! HYBE傘下のレーベルから出てきたボネクド、そしてゼべワンはオーディション番組の出身ですよね? そこにSMのRIIZE。3組とも雰囲気やバックグラウンドが全く違うように思います。
ゆりこ:矢野さんの推しはその中でもRIIZEなんですよね。
矢野:はい。ボネクドは、まだ20代の僕が聞いても「もっと若い子に向けた曲なのかな?」と思わせる何かがありました。曲からは溢れ出るような勢いを感じますし、さらに人気が出てくるんだろうなと思いつつ。
ゆりこ:その受け取り方はあながち間違っていないというか、ボネクドの“狙い通り”とも言えます。彼らのグループ名が表す通り「BOYNEXTDOOR」は“隣の身近な男の子”。つまり、等身大の彼らの声、同世代に共感される音楽を届けるというのが彼らのコンセプトだそうですから。
矢野:ううっ……。もう共感しきれない大人側になってしまったということなのか。
ゆりこ:私もターゲットの年齢層から外れてしまっているのですが、意外にもハマれたんですよ! 曲とMVが“1つの物語”として非常に面白くて。ボネクドは点で見ずにつながった線として楽しむグループだと思ったのです。