森七菜さん主演のドラマ『真夏のシンデレラ』(フジテレビ系)が9月18日の放送で堂々の最終回を迎えました。ストーリーをおさらいしつつ、SNSに寄せられた反響を振り返ります。
最終回のあらすじ
車にひかれそうになった夏海(森七菜)を庇い大けがを負った匠(神尾楓珠)。大工への仕事復帰が危ぶまれる状態に落ち込んだ匠は、夏海に側にいてほしいと懇願。そんな会話を偶然見舞いに訪れた健人(間宮祥太朗)が聞いてしまいます。
皐月(山崎紘奈)から、夏海の存在が健人の足を引っ張っているのではと指摘されていた夏海は、健人に別れを告げて匠の側にいることを選択。健人は涙をこらえ本当の気持ちなのかを問うも、夏海は涙を流しながら結論は変えず。
一方、スタイリストの試験に合格した愛梨(吉川愛)に、直接お祝いを伝えに行った修(萩原利久)。守(白濱亜嵐)のアドバイスもあり、愛梨と一緒にいることが大事だと伝えます。2人は交際を再開することに。
また、理沙(仁村紗和)と宗佑(水上恒司)の関係にも変化が。九州への異動を決めた宗佑は理沙に「ついて来てほしい」と告げるが、理沙は息子・春樹(石塚陸翔)が好きなものがつまったこの地に残ると回答。宗佑の新天地に2人で遊びに行く約束をするのでした。
別れた夏海と健人には、それぞれの友人らから助言が。匠は罪悪感で一緒にいてほしくないと夏海に告げ、健人のもとへ帰るようアシスト。一方、守や修に背中を押された健人も、父・創一(小市慢太郎)へ、夏海との関係を続け仕事も期待に添えられるよう頑張ると宣言。創一は健人の思いを受け入れました。
一緒にいたいという気持ちを伝えようと会いに走る夏海と健人。運命のような偶然で再会した2人は、互いの思いを伝え確かめ合い、キスを交わすのでした。
夏海から背伸びでの身長差キスシーンで美しいラスト
近づいたり離れたりを繰り返しながら、それぞれのカップルにとって最良と思われる結末を迎えた最終回。
これまで主役カップルの障害となっていた匠や創一、皐月が手のひらを返したように身を引いて大団円へという流れに、X(Twitter)では「ラストまで平成夏恋月9コントとしてブレなかった」「皐月も恋敵的な登場したのにただ掻き回しただけで謎」「結局、匠と皐月のポジションは何だったのよw」などのツッコミが寄せられつつも、夏海と健人への祝福の声が続出。
「やっぱり夏の海が舞台のドラマは好き。森七菜ちゃんも可愛かったから良し」「夏海と健人は互いにとってなくてはならない人なんだね」「森七菜さんと間宮祥太朗さんの絵になるラストだった」「夏海から背伸びしての身長差キスシーン好き」「最高のラストでした!」などのコメントが寄せられています。
匠がストーカーばりの奇行に走ってしまうほどの大恋愛相手かと思いきやそうでもなかった元担任教師・佳奈(桜井ユキ)や、夏海の毒母・茜(横山めぐみ)の突然の登場など、何かとツッコミどころの多かった本作。最終回を迎えてふたを開けてみれば、“ひと夏の青春群像ラブストーリー”として充分楽しめたのではないでしょうか。
『真夏のシンデレラ』あらすじ&見どころ紹介バックナンバー
・第10話 理沙×宗佑カップル以外が大荒れ!
・第9話 神尾楓珠“匠”ついに告白で揺れる恋模様
・第8話 神尾楓珠“匠”への印象変わるもツッコミ健在
・第7話 ヒロイン周りの大人がろくでもなさすぎる?
・第6話 「順番が違う」でキス制止にネット賛否
・第5話 トンチキ妊娠騒動でかすむ告白シーン
・第4話 間宮祥太朗vs神尾楓珠の恋のバトルが話題
・第3話 登場人物の言動にツッコミ殺到
・第2話 “匠”神尾楓珠が“夏海”森七菜にまさかのキスで非難殺到
・第1話 月9の王道サマーラブが帰って来た!
この記事の筆者:地子給 奈穂
編集・ライター歴17年。マンガ、小説、雑誌等の編集を経てフリーライターに転向後、グルメ、観光、ドラマレビューを中心に取材・執筆の傍ら、飲食企業のWeb戦略コンサルティングも行う。