意外と知らないグルメのひみつ 第38回

意外と知らない「桃」のきれいな切り方&皮のむき方。まな板を使わない方法も【グルメライターが解説】

7~8月は桃が1番おいしい季節! でもいざ買うとなると、どう切ればいいのか悩んでしまいがちではないですか? 今回は来客にも出せるきれいな桃のむき方&切り方と、筆者がいつも実践している、まな板を使わない適当な桃の切り方を紹介します。

適当でOK! まな板を使わない桃の切り方


続いては、洗い物を極力出さず、すぐに食べたい時の桃の切り方。まな板を使わず、シンクの上で切ります。私はほぼコレです。

片手で桃を支えながら、お尻のくぼみに合わせて半周だけ切り込みを入れます。種に当たるくらいまで念入りに。
 
熟れていると果汁がこぼれ落ちる場合があるので、シンクにボウルなどを置くと安心です

3センチほど間を空けて同じように切り込みを入れ、最初の切り込み方向に角度をつけて、包丁をグイッと押し出すように傾けると桃が切り離せます。これを繰り返していきましょう。「きれいな8等分にしなきゃ」などは考えず、適当を意識しましょう。
 

あとは皮をむけばOK!
 

等分ではなく、適当な目安でカットしているので大きさはバラバラですが、自分で食べるには十分です。
 

種に近い部分はこんな感じで細長く残ります。果肉が多めに残っているので、これもしぼったりカットしたりして無駄なく食べ切りましょう。
 

出荷のピークを迎えた桃。今の時季にぜひおいしく味わってくださいね!


この記事の筆者:田窪 綾 プロフィール
調理師免許を持つフリーライター。総菜店やレストランで8年ほど勤務経験あり。食分野を中心に、Webや雑誌で取材やインタビュー記事作成、レシピ提案などを行う。


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