森本さんの魅力が最も輝く俳優業
バラエティ番組でしっかりと結果を残す森本さんですが、やはりその魅力が最も輝くのは俳優業です。
ここ最近では、2019年からドラマ『監察医 朝顔』シリーズ(フジテレビ系)で新人刑事の森本琢磨役を担当。さらに2022年には『ナンバMG5』(フジテレビ系)へ出演し、イカつい見た目が話題となった大丸大助役を務めました。
大丸はけんかがめっぽう強く、真っすぐな性格のお調子者。ヤンキー漫画が原作となっているだけあり、体を張ったけんかシーンも多い作品ですが、持ち前のガタイの良さを生かして森本さんは大活躍します。現役のトップアイドルとしては珍しく「イカついヤンキー役」となりましたが、さらに演技の幅を見せたのが『泳げ!ニシキゴイ』(日本テレビ系)です。
お笑いコンビ錦鯉・長谷川雅紀さん役を担当し、渡辺大知さんとダブル主演を務めます。朝の情報番組『ZIP!』(日本テレビ系)で放送されたドラマとして人気を集めました。森本さんが演じたのは、おなじみのキャラクターが強すぎる長谷川さん。『M-1グランプリ』で第17代王者に輝いて大ブレークした2人の半生を描いた作品で、森本さんは長谷川さんになりきりスキンヘッド姿の50代を演じきりました。
これまた、アイドルとは思えないスキンヘッド姿まで披露。ただ、体を張った演技は功を奏して、終盤には長谷川さんにしか見えない森本さんの姿がありました。
俳優として新境地を見せる『だが、情熱はある』の山里亮太役
そして、続けざまに森本さんが世間を驚かせたのが、また芸人の役を演じることになった『だが、情熱はある』です。
南海キャンディーズの山里さんを演じていますが、回を重ねるごとに本人そのものに見える憑依型の演技を披露。イントネーションもそっくりで、山里さん本人もSNSやラジオなどで細部まで再現していることを絶賛しています。ただのモノマネではなく、森本さんを通した「山里亮太」を見せて、ドラマの人気を支えています。今後もさらに躍進する役となり、結末を楽しみにしているファンも多いのではないでしょうか。
俳優として次々と印象的な役を演じている森本さんは、バラエティ番組でも注目の存在になっています。さまざまなジャンルで活躍する森本さんをキッカケに、SixTONESを好きになってみてはいかがでしょうか。
この記事の筆者:ゆるま 小林
長年に渡ってテレビ局でバラエティ番組、情報番組などを制作。その後、フリーランスの編集・ライターに転身。芸能情報に精通し、週刊誌、ネットニュースでテレビや芸能人に関するコラムなどを執筆。編集プロダクション「ゆるま」を立ち上げる。