「東京ばな奈」といえば、たっぷりのバナナカスタードをスポンジケーキで包んだお菓子で、今や東京土産として定番となっています。そんなスイーツのイメージが強い東京ばな奈から、2022年末に発売されたのが「東京ばな奈の伝説のカレーパン」です。
「東京ばな奈のカレーパン」の伝説とは
「東京ばな奈の伝説のカレーパン」という名称の由来は、2002年に東京・丸の内で限定発売された「東京ばな奈のカレーパン」が1日に2000個売り上げたという伝説があるから。そこから20年という歳月を経て、今回復活したのが「東京ばな奈の伝説のカレーパン」です。「東京ばな奈の伝説のカレーパン」はどこで買える?
「東京ばな奈の伝説のカレーパン」は、東京駅八重洲口側にある東京駅一番街に、2022年12月8日にオープンした東京ばな奈の旗艦店「東京ばな奈s(トーキョーバナナーズ)」の限定商品となっています。2022年末の売り出し当初はかなり長い行列ができていて、筆者も何度か通りかかっては諦めていましたが、今は比較的買いやすい状況になっています。
「東京ばな奈の伝説のカレーパン」はお土産にもおすすめ!
「東京ばな奈の伝説のカレーパン」のお値段は1個356円(税込)、5個セットは箱入りで1780円(税込)となっています。しっかりとした箱と手提げ袋なので、お土産にするのにもおすすめです。
オーブントースターで温め直しができる
揚げたてのアツアツをその場で食べるのはもちろん、カレーパンが入っている紙包みに温め方が書かれているので、お持ち帰りでもおいしく食べることができます。オーブントースターで1個につき2~3分加熱し、2分ほど待ってから食べるのがおすすめだそうです。
オーブントースターで温めた「東京ばな奈の伝説のカレーパン」がこちら。
袋に書かれていた通りに温めると、外はカリッカリ、中はふんわりとしたカレーパンが復活しました。ちぎってみるとスパイシーなカレーの香りが漂ってきます。
この「東京ばな奈の伝説のカレーパン」は、牛豚の合いびき肉と一緒にソテーした玉ねぎと生クリームを煮込み、そこにとろとろのバナナピューレをたっぷりと入れたカレーなのだそう。
注目すべき点は、バナナピューレに使われているバナナに「もったいないバナナ」が使われていること。
「もったいないバナナ」は、世界中でバナナを販売するドールが推進しているプロジェクトで、まだ食べられるのに流通過程で捨てざるを得なくなったバナナを活用しようというSDGsな取り組みです。つまり「東京ばな奈の伝説のカレーパン」を食べることで、SDGsにも貢献できます。
スパイシーなのに、ほんのりとした甘さを感じるのは、バナナと生クリームのなせるわざでしょう。バナナは味にもしっかり深みを出してくれています。カリカリのパンとカレーの相性もよく、食べ終わってすぐにもう1個食べたい衝動に駆られる1品でした。
東京駅を利用する人は、ここでしか買えない「東京ばな奈の伝説のカレーパン」をぜひ1度お試しください。