
物価上昇で、さまざまなものの価格が上がっています。フリマアプリの送料も例外ではなく、2023年4月4日からPayPayフリマの匿名配送サービス「おてがる配送」の送料が上がりました。いくらになったのか、そしてメルカリとの違いも見ていきましょう。
PayPayフリマの「おてがる配送」の新料金は?
改定された「おてがる配送」の新料金は以下の通りです(従来の料金→新料金で表示。各税込)
■おてがる配送(ヤマト運輸)
ネコポス:170円→175円
宅急便コンパクト(EAZY):380円→450円
宅急便(EAZY)
60サイズ:700円→750円
80サイズ:800円→850円
100サイズ:1000円→1050円
120サイズ:1100円→1200円
140サイズ:1300円→1400円
160サイズ:1600円→1700円
180サイズ:2000円→2100円
200サイズ:2400円→2500円
集荷料:50円 ※従来料金のまま
■おてがる配送(日本郵便)
ゆうパケット:175円→180円
ゆうパケットポスト:175円 ※従来料金のまま
ゆうパック
60サイズ:700円→750円
80サイズ:800円→850円
100サイズ:1000円→1050円
120サイズ:1100円→1200円
140サイズ:1300円→1400円
160サイズ:1600円→1700円
170サイズ:1800円→1900円
メルカリも配送料を変更していますが、「ゆうパケットポスト」の送料と集荷料は同様に変更がありません。その他は、50〜100円の値上げになっています。
新料金が適用されるのは、4月4日0時以降、「配送会社が荷物の発送受付を完了」したものからです。その前に発送していたとしても、新料金となります。
メルカリ便と比較してみる
メルカリ便は2022年6月16日に送料の値上げを実施しました。その後ゆうゆうメルカリ便のゆうパックで120〜170サイズも扱えるようになっています。PayPayフリマの「おてがる配送」とメルカリの「メルカリ便」では、料金に違いが出ています。
特に気になるのが、ネコポスやゆうパケットです。ネコポスの場合、メルカリは210円ですが、PayPayフリマは175円で、差額は35円。ゆうパケットに関しては、メルカリが230円、PayPayフリマが180円で差額は50円となっています。
この金額を大きいと見るか許容範囲と見るかは人それぞれですが、回数を重ねていくと「ちりつも」になる可能性も。
今後も送料が値上げする可能性も!?
物価上昇が続く中、今後も送料の値上げが行われるかもしれません。フリマアプリでは送料がネックになることも多いので、ユーザー(特に出品者)としては厳しい値上げになってしまうでしょう。そうなると販売価格も多少なりとも上がってくることが予想されます。一方で新品よりも安く買える中古市場には大きなメリットがあるのは事実。送料と販売価格のバランスもありますので、今後の動きに注目していきたいところです。【おすすめ記事】
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【関連リンク】
・おてがる配送の送料の改定について(PayPayフリマ)