キャリア・転職メディアを運営するミチサガシは、過去にパワハラを乗り越えた経験がある男女100人を対象にアンケートを実施。「パワハラをする人・上司の特徴」「どんなパワハラを受けたか」「効果があったパワハラ対処法」などを調査し、その結果を公開しています。本記事では「パワハラをする人・上司の特徴」を中心に、実際の経験者の話を見ていきます。※調査期間は2023年1月2日〜1月3日
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パワハラをする人の特徴、「完璧主義」を抑えた1位は?
「パワハラをする人・上司の特徴」を見ると、最も多かった回答は「短気な性格」の29.3%、次いで「完璧主義者」の22.2%、3位が「体育会系」の20.4%でした。4位は「嫉妬心が強い」の19.8%、5位は「気が弱い」の8.4%という結果に。
パワハラを受けた際の「暴力の有無」については、「あった」と答えた人が15%、「なかった」が85%でした。「言葉の暴力(暴言)」を受けたと答えた人は88%、「いじめ・嫌がらせ」を受けたと答えた人は42%いました。
パワハラへの対策・対処法に寄せられたリアルなエピソード
具体的な「パワハラを乗り越えた対策・対処法」については、自由回答で経験者たちのコメントが寄せられているので、一部を抜粋して紹介します。(コメントは一部編集しています)
「パワハラや言葉の暴力を受けたときは思考がフリーズした。仕事を辞めることがパワハラをする人の耳に入ると、色んな人から嫌がらせを受けるようになったため、第三者(代理人)に入ってもらい、辞職の手続きを進めた」(公的機関に相談した/40代男性)
「(受けたパワハラが)退勤後の執拗な連絡や休日出勤、ぶっ殺すぞといった暴言などが主な内容だったので、勤務外の連絡についてはスクショで画面を残したり、ひどい暴言があった場合は、バックヤードに備えつけてる防犯カメラの映像を録画したりして匿名で報告した。その後、パワハラ上司は異動に」(証拠を取って報告した/20代女性)
「60人以上いるフロアで公開叱責を受けました。その人は次々とターゲットを変えて、そのターゲットが辞めるまでパワハラを続けるのです。先輩や同期もみんな辞めていきました。 乗り切るというか、逃げた感じです。でも逃げて正解でした」(辞めて転職した/40代女性)
「派遣先からパワハラを受けたので言われたことやされたことなどをメモし即派遣元の担当まで連絡した。派遣元から派遣先へ直接話をし、対処してもらえた」(職場に相談して乗り越えた/20代男性)
この他の対処法としては、「休職した」や「距離を置く・やり過ごした」といった例が紹介されていました。いずれも自ら行動を起こし、文字通り「乗り越えた」人たちのエピソードが寄せられています。
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