話題のAI「ChatGPT」は、本当に何でも答えてくれる? 理不尽なことも聞いてみたら……

SNSで話題になっているAI「ChatGPT」とは? 「友人と同じ人を好きになったら……」「質問がありません。どうしたらいいですか?」など、答えにくそうなことも聞いてみました。

ChatGPTの使い方

このように、ChatGPTはさまざまな質問に答えてくれます。実際に試してみたい人は以下のようにアカウントを作成して利用してみてください。
 

https://chat.openai.com/auth/login」のページにアクセスし、「Sign up」ボタンをクリックし、アカウントを作成します。GoogleアカウントやMicrosoftアカウントを代用することも可能です。

「ChatGPT」ログインページ

また、認証のために電話番号が必要になります。ユーザー名を登録するだけで、他に必要な入力項目はありません。
 

現在は無料で利用可能ですが、近い将来有料化を予定しているとのことです。
 

ChatGPTの使い道は?

ChatGPTを使った感想として、非常に面白く、筆者のように文章を頻繁に書く人には役立つツールになるのではないかと感じました。そこでずばり、「ChatGPTの使い道は?」と質問してみました。
 

「ChatGPTは、自然言語生成モデルの一種です。このモデルは、人間が行う自然言語処理タスクを再現することを目指して開発されました。ChatGPTを使うことで、人工知能が会話や文章生成などのタスクを自動化できるようになります。ChatGPTを使ったアプリケーションには、会話システムや自然言語処理システムなどが挙げられます。このようなアプリケーションは、人間が行うタスクを効率化することができるため、多くの業界で活用されています。」
 


とのことですが、少し具体性に欠けていると感じたので、以下のように補足します。
 

例えば、今後このような技術が応用されるものとして、「メタバース」が挙げられます。
 

メタバースでは、オンライン上に構築された仮想空間に自身のアバターで参加し、コミュニケーションを取りながらゲームといった娯楽や商品、サービスを売買します。そうした空間では、ChatGPTのような自動会話作成プログラムは非常に必要性が高いと言えます。
 

ネット上での活動の比重が増していくであろう将来、このような会話型AIの活躍分野も広まっていくのではないでしょうか。
 

個人ユーザーレベルでいえば、前述のようにライティングをする人や資料をまとめるときなどに役立つツールと言えます。簡単なプログラムコードを書くこともできるので、プログラマーにはそのような使い方を試している人もいます。
 

正しい答えが欲しいときに使うというよりも、孤独な作業をしているとき、作業が煮詰まっているときなど、第三者に質問したい、違う意見を聞いてみたいという要望に応えてくれるツールと感じました。
 

機械学習は経験を重ねることで精度を上げていきます。近いうちにネット上で会話していた相手が人間かAIか区別がつかなくなる日が来るかもしれません。


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