「業務外まで連絡してこないでよ!」
上司の束縛がひどくて、仕事を辞めてしまいたいと思ったことはありませんか?
今回は年収320万円、塾講師として働く40代女性が「会社を辞めたいと思った瞬間」のエピソードを紹介します。
上司から夜中にLINEが送られてきて……
こちらの女性は、労働時間、職場環境に不満を持っているとのこと。
All About編集部が行ったアンケートで「今年の春に子会社と吸収合併して新会社になったタイミングで、上層部が総入れ替わりになってブラック企業化したんです」と、不満を打ち明けてくれました。
「仕事量が倍以上になったのに残業が認められず、残業申請を出しても不許可。経費削減のため就業時間になるまで社内の電気をつけてもらえず、定刻を過ぎたら退社の打刻を迫られ、記録上は定時で上がったことにされてしまうんです」と、サービス残業を強いられる環境とのこと。
さらに伺うと「そのくせ、上司からの仕事指示は夜中にLINEなどで送られてきて、休みの日も返事を求められる始末。休みじゃないみたいですよ」と、業務外でも対応を迫られることに、仕事を辞めたいと思ったそうです。
自分が抜けたら残った人に迷惑がかかる
しかし、女性は退職せず、今でも同じ職場に勤めていること。
その理由を伺うと「突然の合併で、全員で上層部からの無茶ぶりに対応してきているので、ここで自分が抜けたら残った人に迷惑がかかるというのが一番。また、子ども2人を育てていくうえで、転職がうまくいかなかったらと考えると、踏み出す気にはなかなかなれません。特に自分が資格を持っているわけではないし、今の仕事が嫌いなわけでもないので、文句を言いながらも続けるしかないと思っています」と答えてくれました。
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