メルカリユーザーが考えるクレカ「メルカード」の魅力、楽天カードとの違いは?

メルペイが、クレジットカード「メルカード」の提供を開始しました。メルカリユーザーから見た「メルカード」の魅力や、他のクレジットカードとの違いを見ていきます。

気になるポイント還元は最大4%。楽天カードと比べると……

クレジットカードを利用する場合、ポイ活をメインに考えることもあります。筆者もその1人で、クレジットカードを使う大きな目的は、ズバリ「ポイント」です。そのため現在は楽天カード(プレミアムカード)を利用していて、楽天市場での買い物であれば、ポイントは5倍となっています。
 

また楽天市場では、「お買い物マラソン」や「楽天スーパーセール」など、ポイントが最大で44倍になるキャンペーンも年に数回実施しています。ポイント還元率がアップするイベントも多いので、このようなポイント還元率になれている人にとっては「メルカード」の還元率には物足りなさを感じてしまうこともあるかもしれません。
 

もしかしたら「メルカリ内の買いまわりで還元率アップ」のようなイベントが不定期に行われるかも……。そんな期待もあります。
 

「メルカード」の差別化

一方で、「メルカード」はメルカリの利用実績でポイント還元率が変わることから、ただポイント還元をすればよいと考えているわけではないことが分かります。ポイントを付与することで消費の活性化は狙えますが、「メルカード」の本来の目的はそこではなさそうです。
 

メルカリが掲げている「循環型社会の実現」においてフリマアプリのメルカリは欠かせないツールとなりますから、メルカリの利用をさらに拡大させる目的もあるのでしょう。
 

メルカードは年会費無料がなので、長く持つことができそうです。メルカリを使えば使うほど最大4%までポイント還元率が上がっていくので、お得さだけではなく楽しさもあります。メルカードで買ったものを、メルカリで売る。そういった形が理想なのかもしれません。
 

お得なキャンペーンも開催

「メルカード」の提供開始に伴い、メルペイではキャンペーンを実施しています。2023年1月31日まで、新規入会と利用で最大1万ポイントがもらえます。
 

「メルカード」を申し込んで、カードを受け取った後、初期設定をすると1000ポイント、そしてメルカード、もしくはメルペイの後払いを利用すると最大4000ポイント(利用元金の25%還元)、さらにメルペイの定額払いで最大5000ポイント(支払い元金の25%)となっています。※メルペイの定額払いは所定の年率に応じた手数料がかかります

お得なキャンペーンも開催(画像出典:メルペイの公式サイト)

対象11店舗でメルカードを利用すると、最大5%が還元されるキャンペーンも実施しています。期間は11月30日までで、エントリーが必要です。対象店舗や還元率は以下の通り。
 

・コンビニ、スーパー、ドラッグストアで3%還元
通常の決済還元の1%に加えて、以下対象店舗での決済で対象金額の2%相当分のポイント(還元上限200ポイント)を還元。対象店舗はローソン、サミットストア、サンドラッグ、スギドラッグ。
 

・飲食店で5%還元
通常の決済還元の1%に加えて、対象店舗での決済で対象金額の4%相当分のポイント(還元上限300ポイント)が還元。対象店舗はCoke ON(自動販売機)、ココス、ジョリーパスタ、ビッグボーイ。
 

・スポーツ用品で5%還元
通常の決済還元の1%に加えて、以下対象店舗での決済で対象金額の4%相当分のポイント(還元上限500ポイント)を還元。対象店舗はアルペン、ゼビオ、ヴィクトリア。
 

これを機にお得なキャンペーン期間中に申し込みをして、メルカードを作ってみてもよいかもしれませんね。最初の目的はポイント還元率のアップかもしれませんが、メルカリをどんどん活用していくことでお得な買い物、そして不用品をお金に換えるという循環ができるのではないでしょうか。
 


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