橋本愛さん扮する謎の家庭教師が家族の絆を揺さぶるドラマ『家庭教師のトラコ』(日本テレビ系)。9月7日に放送された第8話のストーリーをおさらいしつつ、SNSで話題のコメントとともに今後の見どころを紹介します。
第8話のおさらい
突然、家庭教師を辞めると一方的に告げたトラコ(橋本愛)。納得いかない母親たち3人はトラコの元に押し掛け、子どもたちを裏切らないでほしい、何でもするから戻ってほしいと懇願。トラコはそんな母親たちに戻るための条件を出します。
真希(美村里江)には夫の小遣いを倍にすること。智代(板谷由夏)には角煮定食を1000円に値上げすること。里美(鈴木保奈美)には別居中の夫と離婚すること。それぞれクリアすると、トラコはさらに3人合わせて10億を要求し、母親たちにそれぞれミッションを与えます。
福多(中村蒼)は「トラコの願いを叶えることが俺の夢」といって協力してきましたが、母親たちや子どもたちを裏切ってしまうことが気がかりで、トラコを止めようとします。そしてついに、トラコが養子にもらわれる可能性を邪魔した過去を告白。トラコは福多への悲しみと怒りを爆発させ、福多の元から去ってしまいます。
トラコは母親たちを使って調べたネタを元に、里美の元夫で銀行頭取の上原利明(矢島健一)を脅迫し、彼が貯め込んだ裏金10億円を入手することに成功。その金はそっくり寄付しました。
トラコの元には家庭教師に戻ってほしいと知恵(加藤柚凪)、高志(阿久津慶人)、守(細田佳央太)がやって来ますが、目的を果たした以上もう用はないとばかりに耳を貸さないトラコ。「もう二度と先生と呼ぶな」と拒絶された子どもたちは、各々トラコとの別れを受け入れるのでした。トラコは、何者かに背中を押され歩道橋から転げ落ちて――。
安心して泣ける場所がないトラコの孤独
「正しくお金が使われる世界を作る」というトラコの壮大な目的のために利用された家庭教師先の母親と子どもたち。トラコを思う福多の必死の言葉も、トラコを慕う子どもたちの叫びも、彼女の心に届くことはなく――。
Twitterでは「つらいなぁ。福多は罪の意識を抱えて苦しくてもう黙っていられないと思って打ち明けたんだろうけど、聞かされる側は受け入れるのは難しいよね」「次週からは3人の母親たちがトラコの凍った気持ちを溶かすのかな」「トラコが真実を知って感情を爆発させたあのシーン、食い入るように見てしまった。2人の演技合戦すごかった」「知恵も高志も守るも安心して泣ける場所があるのに、トラコにはないんだよなぁ…」「自分が辛い想いをしてきたからこそ、子供たちには辛い想いをさせないトラコになってほしいと思った。それが、トラコにとっての幸せになってほしい」などさまざまな声が寄せられています。
福多と決別したトラコは家庭教師を再開するも、以前のようなやる気が全く出ず。そんな中、福多から「おまえのお母さんが見つかったらしい」とメールが届きます。福多が見合いをしたと聞きわずかに動揺を見せるトラコ。彼女の凍り付いた心は雪解けを見せるのでしょうか? 気になる第9話は9月14日放送です。
『家庭教師のトラコ』第9話 9月14日放送予告
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