『ちむどんどん』第15週 暢子&和彦まさかの交際0日婚!「舌の根も乾かぬうちに」「幸せは諦めちゃダメ」の声

NHK連続テレビ小説『ちむどんどん』第15週のストーリーをおさらいしつつ、今後の見どころに迫ります(画像出典:『ちむどんどん』公式サイト)。

一人前の料理人になることを夢みるヒロイン・暢子(黒島結菜)と沖縄4兄妹の人生と家族の絆を描くNHK連続テレビ小説『ちむどんどん』。第15週のストーリーをおさらいしつつ、SNSで話題のコメントとともに今後の見どころを紹介します。

 

ちむどんどん
画像出典:NHK『ちむどんどん』公式サイト

 

第15週「ウークイの夜」

1978年8月、沖縄のお盆最終日である「ウークイ」の日。智(前田公輝)のプロポーズを断り、和彦(宮沢氷魚)からの告白に待ったをかけた暢子(黒島結菜)は、沖縄やんばるで暮らす母・優子(仲間由紀恵)に共同売店の善一(山路和弘)と再婚する話が出ていると聞き、兄・賢秀(竜星涼)を連れ7年ぶりに帰省します。久々に比嘉家に集合した賢秀、暢子、良子(川口春奈)、歌子(上白石萌歌)の4兄妹は、再婚の真相を聞きに共同売店を訪れるも優子はどこかへ出かけていました。
 

同じ頃、和彦は田良島デスク(山中崇)から、結婚を白紙にした愛(飯豊まりえ)への罪悪感と暢子への未練で悶々としている情けなさを指摘されていました。田良島は和彦が取材したがっていた遺骨収集家・嘉手刈(津嘉山正種)に会えそうだと伝え、すぐ沖縄に発つよう指示します。そこには暢子が働く「アッラ・フォンターナ」オーナーの房子(原田美枝子)による助力がありました。房子は和彦に包みを渡し、嘉手刈に渡してほしいと頼みます。
 

和彦が遺骨収集の現場へ向かうと、そこで優子とまさかの再会。ここで会ったことは暢子たちには言わないでほしいと頼む優子でしたが、やんばるの家へ帰ると、暢子らから父・賢三(大森南朋)と優子の話をちゃんと聞かせてほしいとせがまれ、自分たちが経験したつらい過去の話を伝え聞かせるのでした。
 

那覇の食堂に生まれ育った優子は姉と弟、祖父母と両親の7人家族。そこに、旅一座で民謡歌手を目指していた賢三がやって来て、住み込みで働くようになりました。しかし戦火により一家は離散し、最後まで一緒にいた弟も優子の腕の中で亡くなったのです。戦後、東京で房子と再会した賢三は、房子の店を手伝いながらも沖縄に残した家族や優子を案じ、やっとの思いで沖縄に帰省。そこで優子と再会し、ともに暮らすようになりました。
 

弟を腕の中で亡くしてしまったことを悔い、暢子たちに「幸せになることを諦めないでほしい」と涙ながらに伝える優子。暢子ら4兄妹は優子に寄り添い、絶対に幸せになると誓うのでした。
 

一方、鶴見の沖縄料理屋「あまゆ」では三郎(片岡鶴太郎)と田良島が、「アッラ・フォンターナ」では房子と二ツ橋シェフ(高嶋政伸)が戦争で大事な人たちを失い、厳しい日々を送った過去を語っていました。和彦もまた、嘉手刈から遺骨収集を始めた哀しい理由を聞き、戦争のことを後世に語り繋ぐことを約束するのでした。
 

暢子がやんばるの海を歩いていると、そこに和彦がやって来ました。暢子の手を取り、「絶対に離したくない」と和彦。優子の話を聞き幸せを諦めないと決意し、「仕事も結婚もどっちも手に入れなさい」と房子からも背中を押された暢子は、和彦への思いを告白。「うち、和彦君のことが好き。結婚してください」――和彦は「結婚しよう」と答え、2人はそっとキスをするのでした。

 

ちむどんどん
画像出典:NHK『ちむどんどん』公式サイト

 

暢子&和彦ようやく結ばれ結婚へ

煮え切らない態度をとりどん詰まりに陥った和彦に、田良島デスクの強烈なツッコミがさく裂。ネットでは「胸がすく思い」「よく言ってくれた」など喝采が起こる中、戦争にまつわるそれぞれの過去や思いが語られた第15週。暢子と和彦の思いは結ばれ、交際0日婚へと進みました。
 

Twitterでは「優子さんと賢三さんの話が秀逸。生死の狭間で再会した運命の一対で、例え恋じゃなくてもお互いしかいなかった。エモい」「仲間由紀恵さんの名演はスタオベものだった」「嘉手刈さんの話を聞いた和彦が暢子にそれを“伝える”のが重要で、“聞き出す”ではなく重い口を開いて語ってくれたことを(正確に)伝えて行かないといけないんだよね。和彦、成長してきてる」「戦争はちゃんと伝えて行かなければならないこと。その上で、今を生きている人間は全力で幸せになることを諦めず生きていかなければ」など感動の声が上がる一方、「暢子と和彦の一番の違和感は“舌の根も乾かぬうちに”なんじゃないかと」「カーネーションとか花子とアンも略奪愛っぽかった。わりと朝ドラでよくあるアレなんだと思う」などのコメントが寄せられています。
 

第16週は「御三味(うさんみ)に愛を込めて」。結婚を決め幸せいっぱいの暢子と和彦ですが、2人の前に和彦の母・青柳重子(鈴木保奈美)が立ちはだかります。結婚も仕事も諦めたくない暢子は、結婚を許してもらうため説得を試みます。恋愛パートから結婚パートへ。優子の話を聞き成長した暢子を見られるのか、期待です。



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